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掲載日:2023年9月15日
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死亡した野鳥を発見しても、直ちに鳥インフルエンザを疑う必要はありません。
野鳥は、餌不足による衰弱、障がい物への衝突、外敵による捕食、環境の変化など様々な原因で死亡します。
なお、鳥インフルエンザのウイルスは、感染した鳥と濃厚に接触するなど特殊な場合を除いて、
通常は人に感染しないと考えられています。
埼玉県では野鳥の高病原性鳥インフルエンザ感染や化学物質による中毒が疑われる場合、
環境省の定めた基準に準じて、死亡した野鳥の検査を行っています。
1 高病原性鳥インフルエンザの感染リスクの高い野鳥(検査優先種1)が死んでいる場合 (表1)
2 高病原性鳥インフルエンザの感染リスクの高い野鳥(検査優先種2)が3羽以上死んでいる場合 (表2)
3 高病原性鳥インフルエンザの感染リスクの高い野鳥(検査優先種3)が5羽以上死んでいる場合 (表3)
4(表1・表2・表3)以外の野鳥で3日間に見渡せる範囲内で5羽以上死んでいる場合
は、住所地を管轄する環境管理事務所(PDF:94KB)へお問合せください。
分類(目) |
分類(科) |
鳥の種類 |
カモ | カモ |
ヒシクイ、マガン、シジュウカラガン、コクチョウ、コブハクチョウ、コハクチョウ、オオハクチョウ、オシドリ、 ヒドリガモ、キンクロハジロ |
カイツブリ | カイツブリ | カイツブリ、カンムリカイツブリ |
ツル | ツル | マナヅル、ナベヅル |
チドリ | カモメ | ユリカモメ |
タカ | タカ | オジロワシ、オオタカ、ノスリ |
ハヤブサ | ハヤブサ | ハヤブサ |
分類(目) |
分類(科) |
鳥の種類 |
カモ | カモ | マガモ、オナガガモ、トモエガモ、ホシハジロ、スズガモ |
タカ | タカ | オオワシ、クマタカ |
フクロウ | フクロウ | フクロウ |
分類(目) | 分類(科) | 鳥の種類 |
カモ | カモ | カルガモ、コガモ等(検査優先種1,2以外全種) |
カイツブリ | カイツブリ | ハジロカイツブリ等(検査優先種1以外全種) |
コウノトリ | コウノトリ | コウノトリ |
カツオドリ | ウ | カワウ |
ペリカン | サギ | アオサギ |
トキ | クロツラヘラサギ | |
ツル | ツル | タンチョウ等(検査優先種1以外全種) |
クイナ | オオバン | |
チドリ | カモメ | ウミネコ、セグロカモメ等(検査優先種1以外全種) |
タカ | ミサゴ | ミサゴ |
タカ | トビ等(検査優先種1,2以外全種) | |
フクロウ | フクロウ | コミミズク等(検査優先種2以外全種) |
ハヤブサ | ハヤブサ | チョウゲンボウ等(検査優先種1以外全種) |
スズメ | カラス | ハシボソガラス、ハシブトガラス |
高病原性鳥インフルエンザ感染リスクの高い野鳥の一覧(画像)(PDF:188KB)
(環境省HP「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル簡易版」を加工して作成)
※以下に該当する場合、死亡した野鳥は回収しません。敷地内に埋設するか、各自治体の定める方法で一般廃棄物として処理してください。
1 死因が明らかな場合
2 検査不能な場合
3 検査の対象にならない場合
Q 死亡した野鳥はどのように処分したらよいのか。
野鳥は体内や羽毛に細菌や寄生虫などの病原体がついていることがあります。
マスクやゴム手袋を装着して、死亡した個体に直接触れないように処分してください。
処分方法は敷地内に埋設するか、各自治体の定める処分方法で一般廃棄物として処理してください。
公共の土地や施設の場合は、その場所を管理する機関に処理を依頼してください。
Q 死亡した野鳥が検査の対象かわからない。
死亡した野鳥の写真(体全体、頭部及び脚部)を電子メールで送付していただければ、こちらで確認します。
電話連絡の上、お名前、電話番号を記入の上、下記アドレスに送信してください。
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