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掲載日:2022年11月30日

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秩父地域の「地域おこし協力隊員」が紹介する“ぜひココ”な観光スポット情報 KOCO “ココ” ちちぶ 第12回 末村 建(すえむら たつる)さん

令和2年4月から秩父市の移住・定住相談業務を行う地域おこし協力隊員として活動している末村さんから、秩父市のお薦めスポット等を教えてもらいました!

 sue0 【秩父市地域おこし協力隊員 末村 建 さん】

秩父の中と外をつなげる“秩父ファンクラブ”。

 〇 自己紹介をお願いします。また、協力隊員の活動について教えてください。

 2020年に家族4人で大阪から秩父に移住してきました。

 大阪に居た頃は不便も無く生活していたのですが、5年程前から高いビルに囲まれた生活や窓の外に見える隣のマンションの壁も見飽きたと感じたのがきっかけで、地方への移住を考え始めました。

 海が好きなので、海のある地方で移住先を探していたのですが、地方暮らしを考え始めていた矢先に2018年の台風で大きな被害に遭い、災害に強い移住先を探すことにしました。そんな中で見つけたのが秩父でした。

 自然に囲まれ、都内へのアクセスも良好、何よりもアニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の聖地であることが、秩父移住への決意を強くしました。

 勤務先の移住相談センターでは、以前IT企業でエンジニアとして働いていたこともあり、その経験を活かしてセンターのHP改修を行い、イベントの告知等をして移住促進に努めています。

 また、大きくは2020年に発足した「秩父ファンクラブ」を中心に活動しています。

 ファンクラブは、秩父に移住した人、移住を考えている人、移住はしないが秩父と関係を持ちたい人など、300名を超える様々な方々との交流の場となっています。

 なお、ファンクラブでは、「移住したけどまだ知り合いが少ない」、「移住を考えているけどまだ秩父をそんなに知らないので情報を集めたい」、「秩父でこんな事がしてみたい」といった方の参加をまだまだ募集中です。

 ファンクラブ内にはデイキャンプやハイキング、市街散策などをはじめ、様々な部活動があります。

 私が部長を務めるアニメ部のイベントでは、有名人のサイン色紙を巡る旅やアニメラジオなどを行って秩父地域を盛り上げています。

 様々なイベントや交流を通じて秩父をPRすることで、秩父の新たな一面を知り、とても遣り甲斐を感じています。

 sue1 【デイキャンプには、秩父内外からたくさんの人が参加しました。思うままに秩父の魅力を語り合い、こんな事がしてみたいなど意見を出し合い、大いに盛り上がりました。】  


 sue2 【アニメ部のイベントでは、以前からアニメが好きで秩父に来ていた人も、秩父の新たな一面を発見したようです。】

(※1)秩父市移住相談センターHP(TOPページ)

(※2)秩父市移住相談センターHP(秩父ファンクラブページ)

“自然と人情の溢れるあたたかみのある街”、それが秩父。

 〇 秩父市には素敵な場所がたくさんあると思いますが、特におススメなところを教えてください。

 移住前との大きな違いが周りの景色なので、自宅から武甲山や秩父公園橋が見られるのがとても気に入っています。

 雲海のシーズンですと普段は見える公園橋もすっかり見えなくなってしまいます。

 sue3 sue4【自宅から見えるお気に入りの武甲山と公園橋。】

(※3)武甲山資料館HP

(※4)埼玉県HP(【橋りょう】 秩父公園橋〔秩父市〕)

 秩父に来て面白いと感じたのが、街中にたくさんの「無人販売所」があることです。採れたてのお野菜が安く買えるので重宝しています。レアな所では、夏にスイカがあったのは衝撃的でした。

 sue5【無人販売所に並ぶ採れたての野菜は、重宝しています。】

 アニメ「あの花」は10年経っても色褪せない作品であり、今でもたくさんのファンの方が聖地巡礼をしています。毎年聖地のお掃除イベントがあるのですが、そちらも毎年数十名の参加者で賑わっています。

 sue6【旧秩父橋のお掃除大作戦では、聖地の清掃のため、たくさんの方が参加しました。】

(※5)埼玉県HP(【橋りょう】 秩父橋(旧秩父橋)〔秩父市〕)

 アニメだけでなく特撮ヒーローの聖地でもあり、たくさんの俳優のサインを見つける事が出来ました。

 娘と「あの花」聖地巡礼、妻とは特撮の聖地巡礼をして家族で秩父を満喫しています。

 sue7【浦山ダムで、たくさんの俳優のサインを発見しました。】

(※6)荒川ダム総合管理所HP(浦山ダム見学案内)

 秩父に移住して3年目ですが、まだまだ見ていない景色や、行っていない場所がたくさんあります。

 田舎への移住には退屈なイメージを持つ方もいると思いますが、全然そんなことはなく、1年を通して四季を感じ、その時期ごとに楽しめるのが田舎なのだと思います。そんな秩父に移住して良かったと思いますし、これからの生活も楽しめると感じています。

 [取材日(寄稿日):2022年11月10日、記事掲載日:2022年11月29日] ※ 掲載している情報は取材日現在のものです。

お問い合わせ

企画財政部 秩父地域振興センター 観光振興・産業労働担当

郵便番号368-0042 埼玉県秩父市東町29番20号 埼玉県秩父地方庁舎1階

ファックス:0494-24-1741

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