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掲載日:2023年10月30日

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気になる秩父人がお薦めする“ぜひココ”な観光スポット情報 KOCO “ココ” ちちぶ
No.10 三上 隼(みかみ しゅん)さん

シンガーソングライターの三上 隼さんから、生まれ育った秩父市のお薦めスポットなどを教えてもらいました!

 三上隼さん【秩父鉄道 武州中川駅(三上さんの地元駅)の駅舎でお話を伺いました。】  
 秩父市出身のシンガーソングライターであり、ちちぶエフエム(※1)のラジオパーソナリティーとしても活躍されている三上さんから、日頃の活動や秩父地域の“ぜひココ”な観光スポットについてお話を伺いました。
 ※1 ちちぶエフエムホームページ

自分の可能性を探し続けている。歌だけでなく、いろいろ挑戦してみたい。

 〇 三上さんの日頃の活動について教えてください。

 「19歳からシンガーソングライターとして活動していて、今年で9年目になります。高校生の頃、地元秩父のライブハウスで観た演奏が本当にかっこよくて、「自分もあのようになりたいな」と思い、同級生とバンドを組みました。」
 「「自分は音楽で食っていくんだ」という思いがあって、高校を卒業してすぐ上京しました。「勝負をするなら東京」と思っていたんです。」と三上さん。
 東京でしばらくバンド活動を続けた後、三上さんは「自分一人で、ギター一本で歌っていこう」と決意する。
 「東京、埼玉を中心に、縁を大切にしながら全国各地で歌ってきました。当時、自分のライブをちちぶエフエムの社長が見に来てくれた事もあり、ちちぶエフエムについて知りました。地元である秩父を元気にしたいという思いが一緒だったので、パーソナリティーとして活動することで地元への応援ができればと思いました。」という三上さん。
 三上さんちちぶFM【ちちぶエフエムの担当番組「三上隼のおりてこNight!!」放送中の三上さん。】

 昨年10月にちちぶエフエムが開局。三上さんは毎週月曜日20:00~21:00に番組を担当している。番組では、テーマを決めてリスナーからメッセージを募り、三上さんがそのエピソードにインスパイアされて曲を作って演奏する。
 印象に残っているテーマについて伺うと、「コロナの影響がある中、「がんばれ秩父!」というテーマでメッセージを募り、飲食店の応援ソングをつくらせてもらいました。」という三上さん。
 三上さんが作詞・作曲に名を連ね、出浦ゆみさん(ちちぶエフエムパーソナリティ)と一緒に歌っている、秩父鉄道沿線地域に向けた応援ソング「ハッピー☆ハッピートレイン」(※2)が生まれたのも、(別の)番組中に即興演奏したことがきっかけだったという。
 ※2 秩父鉄道沿線地域応援ソングプロジェクト(秩父鉄道ホームページ)

 ハッピーハッピートレイン【「ハッピー☆ハッピートレイン」の動画】
 三上さんハッピーハッピートレイン収録風景【秩父鉄道沿線駅で「ハッピー☆ハッピートレイン」動画収録中の三上さん】
 コロナの影響もあり、地元秩父でシンガーソングライターとしての活動が増えたという三上さん。
 「東京や各地で活動している当時から、ずっと地元への思いがありました。9年間やってきて、たくさんの方と出会わせてもらって、今があるんだと。つながりってやっぱり大事だなって思っています。」
 そして、三上さんは今、今年11月1日のホールワンマンライブ「この街に生まれて」(※3)に向けて準備を進めている。
 「 “武道館でやりたい” とか、“紅白に出たい” とか、大きな夢もありますけど、(秩父宮記念)市民会館のホールでワンマンをやるというのも一つの夢でした。9年間活動してきた集大成、節目のライブになります。自分が地元に戻ってきて、一人で立っている姿を、自分がやってきたことを、皆さんに見ていただきたいと思っています。」 
 今後について伺ったところ、「歌が好きなので、これからも歌っていくと思います。でも、歌だけでなくて、自分の可能性をずっと探しています。いろいろ挑戦してみたい。」という三上さん。夢を追い、挑戦し続ける人が放つパワーを感じ、元気をいただいた。
 今度は、その姿と進化をライブで感じてみたい。
 ※3 三上 隼ホールワンマンライブ「この街に生まれて」(三上 隼ホームページ) 

 明ヶ指(みょうがさす)のたまご水と大カツラ。トトロがでてくるんじゃないか。

 〇三上さんのおススメの“ぜひココ”な観光スポットを教えてください。

 「僕の “ど地元” なんですけど、中学生くらいの頃、一人で森の中に入っていって、探検とかをするのが結構好きだったんです。実家から歩いて行けるんですが、“すごい道があるな“と思って一人で突き進んじゃって。たどり着いたのが、明ヶ指のたまご水と大カツラ(※4)のある場所でした。」

 明ヶ指のたまご水と三上さん1【現地に到着。元気いっぱい。】
  ※4  明ヶ指のたまご水と大カツラ(ジオパーク秩父ホームページ)
 「何だココは?みたいな。地元にこんな素敵なというか、それこそジブリのような。トトロが出てくるんじゃなって思うような所です。」と、当時を振り返り、好奇心旺盛な少年のように語る三上さん。
 明ヶ指のたまご水 【明ヶ指のたまご水。湧き出る水は硫黄の臭いがして、湯の花も見られる。】 

 明ヶ指のたまご水と三上さん2【明ヶ指のたまご水との再会に歓喜する三上さん。】
 「世の中にいろんな情報が溢れすぎていて、心が疲れてしまう時があるんです。それこそ、東京に居たときとかもそうで、疲れてくると “森に帰りたい”という帰省本能を感じてました。」という三上さん。
  たまご水の30mほど上流には、幹回り11m、樹高30mの大きさを誇るカツラの大木がある。安谷川の清流のほとりに佇む姿に圧倒される。
 明ヶ指の大カツラ明ヶ指の大カツラに触れて、生きていることを実感する三上さん。】
 「この大カツラは、樹齢が約450年あるみたいなんです。本当に迫力がある。触れてみて、その生命の歴史を感じながら、すごいなー、生きているな―と。僕たちの健康というか、根源って、自然の中にあるように感じました。」
 「生活していると、嫌でもいろんな情報が入ってきて疲れてしまうときもありますけど、自然を観ることによって、自分が悩んでいたことがなんかすごいちっぽけだったなとか、自然の力って偉大だな、と思います。」という三上さん。
 三上さん心のチューニング【森に帰り、心のチューニング中。】
 「コロナの影響で、自粛したり、なかなか人が集まる場所とかにも行けないし、そういう時に本当の自然に触れて、今の自分を見つめなおしてみる。コロナは、僕にとって、いろいろなことを見つめ直す機会をくれたな、と思っています。」
 今、多くの人がコロナの影響を受け、つらい経験、苦しい経験をしている。
 「それぞれの人生で抱えた、癒えない傷だったり、つらかった過去だったり、そうしたものを、少しでも自分の歌で癒すことができたら」と語ってくれた三上さん。
 そのバックグラウンドにある秩父の大自然は、癒しを求めて訪れる私たちを、静かに受けとめてくれるでしょう。

 [取材日:2020年9月1日、記事公開日:2020年9月23日] ※掲載している情報は取材日現在のものです。

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企画財政部 秩父地域振興センター 観光振興・産業労働担当

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