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掲載日:2023年5月9日
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運送業界では業務量が増加する中、より一層の交通事故対策が求められているが、同社は創業以来、安全運転強化に特に力を入れ、積極的にICTを活用しているのが特徴的である。
2008年には業界でもいち早く、全車にセーフィティーレコーダー(SR)を設置している。SRは運転中の映像を録画するドライブレコーダーとドライバーの運転状況を記録するデジタルタコグラフを一つにしたもの。ハンドルやブレーキ操作などから安全運転度を点数化することができ、成績の良いチームを表彰することで、運転技術・安全意識の向上につながっている。同社はSRを使用した企業による大会で全国2位(大型部門)を獲得している。
※全車に搭載されているSR
首都圏に7つの拠点を持つ同社は約200台のトラックを保有し、ドライバーは約250人。安全運転強化に取り組むのは社員であるドライバーを守るためでもある。どんなに対策をしてもこちらに非のないもらい事故が起こることがある。そうした際にドライバーが安全運転をしていたことを証明するために車外と併せ車内にもドライブレコーダーを設置。ドライバーが安心して運転に専念できる環境を作っている。
※安全運転研修など社内研修も積極的に開催している。
同社の滝澤裕司代表取締役からは「当社の社名は「親切な会社でありたい」ことに由来しています。そのためには「お客様第一」「品質第一」と併せ「安全第一」を何よりも徹底することが大事であると考えています。それが大切な商品と社員を守ることにつながっていくことになります。」との話があった。
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