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掲載日:2022年9月12日
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株式会社日生グリーンは、2007年創業、剪定・伐採材の再資源化等を行う環境貢献企業です。
主に剪定や伐採により廃棄される木材等を集め、再利用やバイオマス資源として環境に配慮した活用を行っています。また、伐採・剪定等の請負や造園、植栽など幅広く対応しているとのことです。
本来であれば、焼却処分される木材を新たな資源として活用することで、ゴミの削減とともに、CO2の排出削減につながるなど、環境への貢献が図られています。
当社が本社を構える川口市の安行地区は、植木業や造園業が盛んな地域であり、廃棄される木材等も多いとのこと。そのため、自社で請け負う工事のほか、市内事業者から剪定・伐採材の持ち込みが増えているとのこと。今では、川口市及びその周辺で約1,300の事業者から持ち込みを受けるなど、協力会社として連携を深めているとのことです。
持ち込まれた剪定・伐採材を部位ごとに仕分け
廃棄樹木等を原料に生成過程にある堆肥の様子
現在、商品化を目指し実証実験等を行っているものが、厚さ6センチ、30センチ四方の「GUDブロック」です。特徴として、ウッドチップが50%を占めており、ブロック1枚で約1.8リットルの水を吸水するなど保水性に優れるとともに、腐敗、脱臭効果もあるとのことです。
剪定や伐採した廃棄される木材を材料に商品開発を行ったGUDブロック/川口i-mono ブランド認定(川口商工会議所)
このほか、市内の玩具メーカーと連携し、「マチノキプロジェクト」を開始しています。「地域の木を地域の子ども達へ」というコンセプトのもと、川口市内から出た廃棄木材を原材料とし、「開発」「製造」「販売」「消費」までのサイクルを地域内で完結させる持続可能な取引となっています。実際に、玩具や家具等が製造されているとのことです。
環境改善とともに、地域内での循環型ビジネスの創出に積極的に取り組む当社の今後の成長が楽しみです。
ご対応いただきました大谷社長、お忙しい中、ありがとうございました。
株式会社日生グリーン
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