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発表日:2022年10月25日14時
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部局名:都市整備部
課所名:公園スタジアム課
担当名:公園企画担当
担当者名:高桑、勅使川原
内線電話番号:5411
直通電話番号:048-830-5403
Email:a5400-06@pref.saitama.lg.jp
今年度スタートした「埼玉県5か年計画」では、誰もが住みたくなる魅力的なまちづくりを進めるための取組の一つとして、「特色を生かし、地域の顔となる公園の検討・整備」を掲げ、県営公園の整備を行っています。
今回は、本県初の県営公園である大宮公園の舟遊池において、公園の魅力アップにつながる取組として、11月3日(木・祝)及び4日(金曜日)に公園内にある舟遊池の池の水を全て抜く「かいぼり」を県民や企業との協働により実施します。
また、イベント後も県民主体の水辺再生・保全活動や新たな賑わいづくりなどを継続的に実施し、多くの人が愛着を感じ、行政のみならず県民や民間企業等、多様な主体による公園運営が実践される、魅力あふれる大宮公園を目指していきます。
大宮公園の舟遊池は、かつてはボート遊びや野鳥の観察などで賑わうなど、地域住民だけでなく多くの県民に親しまれてきましたが、現在、池の水質悪化が進み、池周辺を含めた魅力の創出が大きな課題となっています。そこで、公園の魅力アップに向けて、来月、公園内にある舟遊池の水を全て抜く「かいぼり」を実施します。
実施に当たっては、埼玉県SDGs官民連携プラットフォームの「埼玉の豊かな水とみどりを守り育む」分科会に「都市公園の持続可能な利活用と環境保全に関する」検討部会を設置して検討を進めています。
事業の趣旨に賛同する8社の企業・団体に参画いただき、「次世代につなぐ大宮公園」をテーマに、延べ20回以上の議論を行い、様々な取組を企画しました。
かいぼり作業の際に中心となり、その後の水辺再生・保全活動等を担うボランティアリーダーを40名募集し、68名の応募がありました。そこから抽選で選ばれた50名のうち辞退等を除いた42名が、現在ボランティアリーダーとして必要な知識や経験を積むため、講習を受けています。
講習を終えたボランティアリーダーには、かいぼり作業の他にも、今後「大宮池守」として、継続的な水辺再生・保全活動等の中心的な役割を担っていただきます。
県民ボランティア等による「かいぼり作業」を「大掻掘まつり」として実施します。
また、「大掻掘まつり」に先立ち、「一般社団法人埼玉県スマートまちづくり」がプレイベントとして親子向けに、かいぼりについて知るためのお話し会や、舟遊池の魅力アップについてアイデアを出し合うワークショップを開催しました。
連携していただいた企業のご協力により、「次世代につなぐ大宮公園」の取組を紹介するポータルサイトを立ち上げていただきました。このサイトでは、かいぼりについてのイベント情報や活動報告、池の記録映像等を掲載し、県内外に広く情報発信するとともに、「大宮池守」同士の交流サイトとしても運用します。
検討に参加いただいたメンバーを含む多くの企業・団体、そしてボランティアの皆さまに御協力をいただき、11月3日(木・祝)、4日(金曜日)に県民、企業との協働によるかいぼりイベントを開催します。
このイベントをきっかけに大宮公園の魅力を広く知ってもらうとともに、今後の県民主体の水辺再生・保全活動や賑わいづくりの「スタート」とします。
かいぼり作業後は「大宮池守」の皆さんを中心に県民主体で、水生生物や植物等のモニタリング調査、捕獲できなかった外来生物の防除作業、雑草の刈り払い等の保全活動、普及啓発活動など、舟遊池の水辺再生・保全活動を行っていきます。
また、池の水を抜いて、太陽や空気に触れさせて水質改善を図る「干し上げ期間中」には、池底を活用したイベント(池底観察会や「浅場(あさば)づくり」等)も企画します。干し上げが完了する3月末には、池に水を戻し、綺麗になった池を活用した新たな賑わい創出に向けた取組(例えば貸しボート事業等)を検討します。
埼玉県都市整備部公園スタジアム課公園企画担当
電話:048-830-5403
URL:https://www.pref.saitama.lg.jp/a1105/kaibori/oomiyakaibori.html(別ウィンドウで開きます)