ページ番号:199043
発表日:2021年5月28日11時
ここから本文です。
部局名:県土整備部
課所名:河川砂防課
担当名:中川・綾瀬川流域担当
担当者名:松本・赤羽
内線電話番号:5138
直通電話番号:048-830-5138
Email:a5120@pref.saitama.lg.jp
中川流域の浸水被害の軽減対策として、中川と幸手放水路との分流部に埼玉県が平成30年度から整備を進めてきた宇和田さくら堰が完成します。
平成27年9月の関東・東北豪雨では、中川に合流する倉松川や新方川において、河川水位の高い状態が長く続き、多くの浸水被害が発生しました。
宇和田さくら堰の完成により、洪水の早い段階から幸手放水路への流量を増加させ、江戸川への強制排水が可能となります。従来よりも、効率的に
中川下流域の河川水位を低下でき、それにより周辺から中川への排水も促進されることから、下流域のみならず流域全体の浸水被害軽減への貢献が
期待できます。
事業箇所:中川(幸手放水路) 幸手市上宇和田地内外
事 業 費:約12億円
事業内容:宇和田さくら堰の整備
事業期間:平成30年~令和3年
供用開始:令和3年6月1日
洪水流をより効果的に放水路方向へ流下させるため、本川に設置した堰を洪水初期に起立(流量を絞る)させる珍しい運用を行う構造物です。
なお、宇和田さくら堰の名称については、地元の幸手市立東中学校の生徒に命名していただきました。
中川(幸手放水路)において、宇和田さくら堰が完成します(PDF:112KB)