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掲載日:2024年7月22日
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国内でのBSEの発生を契機に食の安全・安心に対して関心が高まってきました。こうした流れの中で、国では食品安全基本法の制定や様々な政策が実施されています。
県では、食の安全性に対する県民のニーズに応えるため、平成15年度に食品安全局を設置して総合的に食の安全確保に取り組むとともに、畜産部門においては、平成16年度から食品安全局に新たに畜産安全課を設置し、安全・安心な畜産物の提供による畜産の振興に取り組んでいます。
ハサップ方式の考え方を取り入れた畜産物の生産管理
県が平成14年度策定した、「彩の国畜産物生産ガイドライン」に基づき、ハサップ方式の考え方を取り入れた生産管理の普及、定着を推進することにより、安全・安心な畜産物の生産を目指しています。
畜産物の履歴管理(トレーサビリティ)
県では、関係団体と連携し、平成14年9月以降、深谷牛(黒毛和種)、彩の国夢味牛(交雑種)、彩の国黒豚、彩の国地鶏タマシャモ、彩たまごの生産・流通履歴を公開したモデル販売を開始し、安全・安心な県産畜産物の提供システムの構築を推進しています。対象家畜は、いずれもハサップ方式の考え方を取り入れた「彩の国畜産物生産ガイドライン」による生産に取り組んでいます。
県では、畜産物の安全性の確保を目的とした関係法令が遵守されるよう家畜の所有者に対して、家畜伝染病予防法、飼料の安全性の確保及び品質の改善に関する法律、動物用医薬品及び医薬品の使用の規制に関する省令、牛海綿状脳症対策特別措置法及び牛の個体識別のための情報の管理及び伝達に関する特別措置法など、畜産物の生産現場において遵守されるべき法令やその知識の普及や指導を行っています。
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