トップページ > 県政情報・統計 > 県概要 > 組織案内 > 農林部 > 農産物安全課 > 肥料価格高騰対策について > アンケートの結果 > 露地野菜における各機械ごとのアンケート結果について

ページ番号:259623

掲載日:2024年11月11日

ここから本文です。

露地野菜における各機械ごとのアンケート結果について

露地野菜で申請の多かった4種類の機械((1)畝立同時施肥機(局所施肥)、(2)ブームスプレーヤー、ソワー(局所施肥)、(3)肥料散布機(有機質肥料の利用)、(4)マニュアスプレッダー、堆肥盤(堆肥の利用))について、アンケート結果を取りまとめました。

畝立同時施肥機 ハイクリブーム ブロキャス マニュアスプレッダー
(1)畝立同時施肥機(局所施肥) (2)ブームスプレーヤー、ソワー(局所施肥) (3)肥料散布機(有機質肥料の利用) (4)マニュアスプレッダー、堆肥盤(堆肥の利用)

※画像をクリックすると、該当する記載箇所に移動します。

※上記写真の引用元:(1)事業実施主体からの提供、(2)株式会社丸山製作所のカタログ、(3)写真AC、(4)事業実施主体からの提供

(1)畝立同時施肥機(局所施肥) アンケート回答件数:3件

 畝立同時施肥機を活用して局所施肥をすることで、化学肥料使用量を平均32%削減
  • 肥料代について、67%の事業実施主体から「減らせた」と回答があった。
  • 作業量について、すべての事業実施主体から「減少した」と回答があった。
  • 畝立作業と同時に施肥することで作業工程が減らせるため、作業量が減少したと考えられる。
  • 作業量が増加した、品質が悪くなったという事業実施主体はおらず、無理なく化学肥料低減が行えていると考えられる。

露地畝立各項目

アンケート調査結果(1)

  • すべての事業実施主体から「取組を行ってよかった」、「継続して行いたい」と回答があり、取組に肯定的であった。
露地畝立感想
 ●事業実施主体からの評価
取組内容 化学肥料削減率 コスト面の評価 生育面の評価 労働面の評価
側条施肥田植機 32% ★★☆ ★★☆ ★★★

 ※各評価:☆☆☆(取組前より悪くなった)★☆☆(取組前と変わらない)★★☆(良くなった(1割未満))★★★(良くなった(1割以上))

 

(2)ブームスプレーヤー、ソワー(局所施肥) アンケート回答件数:3件

 ブームスプレーヤーやソワーを活用して局所施肥することで、化学肥料使用量を平均38%削減
 
  • 肥料代について、すべての事業実施主体から「減らせた」と回答があった。
  • 品質について、すべての事業実施主体から「良くなった」と回答があった。

露地野菜ブーム各項目

アンケート調査結果(1)

 
  • すべての事業実施主体から「取組を行ってよかった」、「継続して行いたい」と回答があり、取組に肯定的であった。

露地野菜ブーム感想

アンケート調査結果(2)

●生産者からの評価のまとめ
取組内容 削減率 コスト面の評価 生育面の評価 労働面の評価
ブームスプレーヤー、ソワー 38% ★★☆ ★★☆

★★☆

 ※各評価:☆☆☆(取組前より悪くなった)★☆☆(取組前と変わらない)★★☆(良くなった(1割未満))★★★(良くなった(1割以上))

(3)肥料散布機(有機質肥料の利用) アンケート回答件数:6

 ブロードキャスター、ブレンドソワー等を活用して有機質肥料を散布することで、化学肥料使用量を平均59%削減
  • 肥料代について、66%の事業実施主体から「減らせた」、一方で17%から「増加した」と回答があった。
  • 化学肥料の代替として使用した有機質肥料についても同様、高値であることが影響していると考えられる。
  • 作業量について、34%の事業実施主体から「減少した」、一方で33%から「増加した」と回答があった。
  • 有機質肥料を別途散布するために、作業量が増加したと考えられる。また、操作に慣れていない機械であり、作業能率が落ちたことも影響していると考えられる。
  • 品質について、すべての事業実施主体から「良くなった」と回答があった。
  • 収量について、83%の事業実施主体から「良くなった」と回答があった。

露地野菜有機各項目

アンケート調査結果(1)

  • すべての事業実施主体から「取組を行ってよかった」、「継続して行いたい」と回答があり、取組に肯定的であった。

露地野菜有機感想

アンケート調査結果(2)

●事業実施主体からの評価
取組内容 化学肥料削減率 コスト面の評価 生育面の評価 労働面の評価
ブロードキャスター、ブレンドソワー 59% ★★☆ ★★☆

★☆☆

 ※各評価:☆☆☆(取組前より悪くなった)★☆☆(取組前と変わらない)★★☆(良くなった(1割未満))★★★(良くなった(1割以上))

 (4)マニュアスプレッダー、堆肥盤(堆肥の利用) アンケート回答件数:8件

 マニュアスプレッダーを活用した堆肥散布や、堆肥盤による堆肥製造により、化学肥料使用量を平均49%削減
  • 肥料代について、51%の事業実施主体から「減らせた」と回答があった。
  • 高騰している化学肥料から安価な堆肥に代替することで減らせたと考えられる。
  • 作業量について、25%の事業実施主体から「減少した」、一方で25%から「増加した」と回答があった。
  • 堆肥を別途散布するために、作業量が増加したと考えられる。
  • 品質が悪くなったという事業実施主体はおらず、無理なく化学肥料低減が行えていると考えられる。

露地野菜堆肥各項目

アンケート調査結果(1)

  • すべての事業実施主体から「取組を行ってよかった」と回答があった。また、88%から「継続して行いたい」と回答があり、取組に肯定的であった。

露地野菜堆肥感想

アンケート調査結果(2)

●事業実施主体からの評価
取組内容 化学肥料削減率 コスト面の評価 生育面の評価 労働面の評価
マニュアスプレッダー、堆肥盤 49% ★☆☆ ★☆☆

★☆☆

 ※各評価:☆☆☆(取組前より悪くなった)★☆☆(取組前と変わらない)★★☆(良くなった(1割未満))★★★(良くなった(1割以上))

お問い合わせ

農林部 農産物安全課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 本庁舎5階

ファックス:048-830-4832

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?