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発表日:2024年5月24日11時

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県政ニュース

第17回本多静六賞の表彰式について~受賞者は伊佐裕(いさひろし)氏です~

部局名:農林部
課所名:森づくり課
担当名:総務・森林企画担当
担当者名:内野・村瀬

内線電話番号:4312
直通電話番号:048-830-4312
Email:a4300-01@pref.saitama.lg.jp

埼玉県では、森林に関する学術研究や実践活動に尽力し、林学教育及び学術書の執筆、森林や公園の造成及びその指導等を通じ、社会に貢献した本多静六博士の精神を受け継ぐ個人又は団体を、「本多静六賞」として表彰しています。今回、受賞者の伊佐裕氏へ表彰状等を授与するとともに受賞者による活動紹介を行います。

表彰式

日時    令和6年5月30日(木曜日) 14時00分~15時00分

会場    知事公館(大会議室)

出席者    大野元裕知事、永田信選考委員長(公益社団法人大日本山林会会長)、梅田修一久喜市長

受賞者及び受賞理由

受賞者

伊佐 裕(いさ ひろし)氏

伊佐ホームズ株式会社 代表取締役社長

森林パートナーズ株式会社 代表取締役会長

 

受賞理由

(1)ICTを活用した新たな流通システムによる林業の6次産業化を実践

ICTを活用して効率的に川上・川中・川下をつなぐことで、秩父地域から豊かな木材を安定的に供給し、また川上へは適切な収益還元を目指す新たな木材流通サプライチェーンを実現した。経済的な合理性に基づいて産業面から林業を支え守っていくといった、本多静六博士の精神に通ずる大きな志を持ち、それを着実に実践していることが高く評価された。

(2)木材流通サプライチェーンの広がり

新たな木材流通サプライチェーンは、全国的にも注目度が高く、取組が広がり始めており、地産地消の促進や地方創生の実現など日本の林業の維持発展につながることが期待されている。

(3)緑と共生する社会づくりへの貢献

森林の総合的価値並びに木の文化の本質を都市部の消費者や子供たちに伝え、森に親しみを持ってもらうことが森林環境を守る何よりの力となり、ひいては森林・林業を支えてもらうことができると考え、都市部から多くの参加者を募った植樹ツアーを主催し、秩父市内において植樹活動を実践するなど、緑と共生する社会づくりへ貢献している。

 

(参考情報)本多静六賞の概要

趣旨:本多静六博士の功績をたたえるとともに、緑と共生する社会づくりを推進する。

対象:埼玉県にゆかりがあり、学術研究又は実践活動により緑と共生する社会づくりに貢献した個人又は団体

選考方法:本多静六賞選考委員会の選考を経て知事が決定

選考委員会:永田 信 委員長(公益社団法人大日本山林会会長)外7名

 

過去の受賞者

第1回    山中敬久氏(林業経営者)

第2回    NPO法人埼玉森林サポータークラブ(森林ボランティア団体)

第3回    原邦紘氏(林業経営者)

第4回    斎藤馨氏(東京大学教授)

第5回    県立浦和高等学校同窓会(高校OBによる森林づくり活動)

第6回    太田猛彦氏(東京大学名誉教授)

第7回    石井清允氏(森づくり活動指導者)

第8回    岩田洋氏(埼玉森林インストラクター会顧問)

第9回    お菓子な郷推進協議会(菓子製造業団体)

第10回    坂本全平氏(林業経営者) 特別賞:久喜市立三箇小学校

第11回    NPO法人ときがわ山里文化研究所(森林ボランティア団体)

第12回    薗田稔氏(秩父神社宮司、京都大学名誉教授)

第13回    関口定男氏(前ときがわ町長、埼玉県中央部森林組合顧問)

第14回    栗原慶子氏(東吾野女性林研「ときめ木」会長)

第15回    中島宏氏(造園技術者)

第16回    犬井正氏(獨協大学名誉教授)

報道発表資料(ダウンロードファイル)

第17回本多静六賞の表彰式について~受賞者は、伊佐 裕(いさ ひろし)氏です~(PDF:200KB)

 

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