ページ番号:201230
発表日:2021年7月6日16時
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部局名:農林部
課所名:生産振興課
担当名:花き・果樹・特産・水産担当
担当者名:大力
内線電話番号:4151
直通電話番号:048-830-4151
鶴ヶ島市の雷電池児童公園(かんだちがいけじどうこうえん)の池で死んだコイについて、(国研)水産研究・教育機構へ診断を依頼したところ、7月6日、コイヘルペスウイルス病と確定されましたのでお知らせします。
●検査結果
確定診断結果:2尾中2尾陽性
検査機関:(国研)水産研究・教育機構水産技術研究所(三重県)
●経過
(1)6月23日から断続的に池のコイが10尾程度へい死
(2)6月30日、市から連絡後、県水産研究所職員が現地調査とサンプルを採取
(3)7月1日、県水産研究所による一次検査の結果陽性(3尾中3尾)
(4)7月6日、(国研)水産研究・教育機構水産技術研究所による確定診断の結果陽性(2尾中2尾)
同日、まん延防止のため県水産研究所の指導の下、市が池の残りの魚を捕獲して処分
●コイヘルペスウイルス病について
(1)この病気は、コイ及びニシキゴイ以外の魚には感染しません。
(2)人に感染することはなく、この病気のコイを食べても人に害はありません。
(3)水を介して広がる病気で、症状は、行動が緩慢になり、摂餌不良に陥り、鰓の退色が見られ、現在のところ治療方法はない。
(4)持続的養殖生産確保法に基づく特定疾病に指定されており、県はまん延防止措置(移動制限や魚の処分など)を命じることができる。
(5)現在までに、全国全ての都道府県で発生が確認されている。
(6)埼玉県では平成15年から現在まで39か所で発生しており、直近は平成31年に個人宅の池及び養殖場で発生した。