サル痘患者の発生について
部局名:保健医療部
課所名:感染症対策課
担当名:感染症・新型インフルエンザ対策担当
担当者名:津久井
1月25日、県内在住のかたでサル痘の疑いがある患者が報告されました。東京都内の医療機関を受診しており、1月26日の検査の結果、サル痘の陽性が確定しました。
報道機関各位におかれましては、ご本人やご家族などが特定されないよう、個人情報の保護にご配慮ください。また、医療機関への直接の取材やお問合せはお控えください。
【患者の概要】
年代:30代
性別:男性
居住地:埼玉県
症状:発疹、発熱、咽頭痛、倦怠感、頭痛、リンパ節腫脹
海外渡航歴:なし
患者の状況:状態は安定してます。
【県民の皆さまへ】
- サル痘は、サル痘ウイルス感染による感染症で、感染症法で4類感染症に位置付けられています。主にアフリカ中央部から西部にかけて発生が確認されましたが、2022年5月以降、海外渡航歴のないサル痘患者が欧米等を中心に世界各国で確認されています。
- 潜伏期間は、7~14日(最大5~21日)とされており、潜伏期間の後、発熱、頭痛、リンパ節腫脹、筋肉痛などの症状が0~5日程度続き、発熱1~3日後に発疹が出現、発症から2~4週間で治癒するとされています。
- 主に、感染している人や動物の皮膚の病変・体液・血液との接触(性的接触を含む。)により感染します。また、患者と近くで対面し飛沫に長時間さらされた場合や、患者が使用した寝具等に触れた場合も感染する可能性があります。
- 感染を疑う症状がある場合は、身近な医療機関に相談しましょう。
医療機関を受診する時は、公共交通機関を避け、自家用車など他の人との接触をなるべく避けられる交通手段を用いるようにしてください。やむを得ず公共交通機関を利用する場合は、マスクを着用の上、衣服等で発疹のある場所を覆い、比較的空いている時間帯やスペースを選ぶなど、他の人との接触を避けるようにしてください。
- サル痘の流行地ではげっ歯類などとの接触を避け、感染が疑われる人の飛沫・体液等を避けるとともに、手指衛生等の基本的な感染対策を心がけてください。
報道発表資料(ダウンロードファイル)
サル痘患者の発生について(PDF:137KB)(別ウィンドウで開きます)
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