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発表日:2022年8月23日11時
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部局名:保健医療部
課所名:食品安全課
担当名:食品保健・監視担当
担当者名:多勢・馬場・里村
内線電話番号:3611
直通電話番号:048-830-3611
Email:a3420@pref.saitama.lg.jp
東松山保健所は、食中毒を発生させた(1)の営業者に対して、(2)の営業施設での営業停止の行政処分を本日行った。
東松山市
飲食店営業
食品衛生法第6条違反
令和4年8月16日(火曜日)に上記営業施設において調理提供された食品を喫食した476名中75名に対して、下痢・腹痛・発熱等を主症状とするサルモネラ属菌による健康被害を生じさせた。
食品衛生法に基づく営業停止命令
令和4年8月23日(火曜日)
令和4年8月23日(火曜日)から令和4年8月25日(木曜日)までの3日間
サルモネラ属菌
東松山保健所では営業者に対して、食中毒の再発防止を目的に、営業停止期間中、施設の消毒を指導するとともに従事者への衛生教育等を行う。
令和4年8月18日(木曜日)、医療機関から「昼食に仕出し弁当を喫食した職員15~30人が8月17日(水曜日)から体調不良を呈している」旨の通報があり、東松山保健所が調査を開始した。
476名(7グループ)
75名 (4グループ、男性36名、女性39名、10歳代から60歳代 )
受診者45名(うち3名入院)
令和4年8月16日(火曜日)12時
令和4年8月16日(火曜日)17時
下痢、腹痛、発熱等
患者30名及び調理従事者1名の便からサルモネラ属菌が検出された。
日替わり弁当(玉子エビチリ、バンバンジー、ポーク焼売、わかめとザーサイの和え物、柴漬け、ご飯)
(ア) 患者30名の便からサルモネラ属菌が検出されたこと。
(イ) 患者の主症状及び潜伏期間が、サルモネラ属菌によるものと一致したこと。
(ウ) 患者の共通食が、8月16日(火曜日)に原因施設で提供された食品に限定されたこと。
(エ) 患者を診察した医師から、食中毒患者等届出票が提出されたこと。
サルモネラ属菌は、鶏、牛、豚などの動物の腸管や、自然界(川、下水、湖など)に広く分布しています。
感染すると、おおむね12~48時間の潜伏期間の後、激しい腹痛や下痢、発熱、おう吐などの症状を示し、長期にわたり保菌者となることがあります。
【過去の原因食品】
卵又はその加工品、食肉(牛レバー刺し、鶏肉)、うなぎ、すっぽんなど。
二次汚染により各種食品が原因食品となる場合もあります。
【予防方法】
肉や卵は十分に加熱(中心部を75℃以上で1分間以上)しましょう。
卵は冷蔵庫で保管し、割った後は早めに調理し、すぐに食べましょう。また、卵を生や半熟で食べる場合は、表示されている期限内に消費しましょう。
二次汚染を防止するため、生肉や卵に触った後は、よく手を洗い、使用した器具類も十分に洗浄・消毒し、乾燥させましょう。
https://www.pref.saitama.lg.jp/a0708/kensyu-koza-panf/panf/index.html