埼玉県におけるヤングケアラー支援スタートブックの発行について

埼玉県では、ヤングケアラーの支援体制づくりを推進していくため、「埼玉県におけるヤングケアラー支援スタートブック」を作成・発行しました。市町村や学校等に配布するほか、県で行う研修等でも活用し、県内市町村の体制づくりをサポートしていきます。

●埼玉県ヤングケアラー支援スタートブック

1 目的

ヤングケアラーの定義や捉え方、支援の流れやポイントを示し、支援に関わる多様な主体が共通の認識を持つことで、各市町村におけるヤングケアラーの支援体制づくりを推進することを目的としています。

このスタートブックは、学識経験者、市町村、教育委員会、主任児童委員、こども食堂、フードパントリー、学習支援事業の実施団体、医療機関など23名の委員から構成される「埼玉県ヤングケアラー支援推進協議会」での検討を経て作成しました。

2 特徴

ヤングケアラーの定義や支援対象者の捉え方などの基本的な考え方、信頼関係づくりや情報共有における留意点など支援体制づくりのポイント、公的支援制度やインフォーマルサービスなどの社会資源の把握のほか、具体的な支援事例や参考資料を掲載し、支援体制づくりのヒントとなるような構成としています。

3 その他

県内の市町村、高等学校、小中学校のほか、SSW（スクールソーシャルワーカー）やSC（スクールカウンセラー）、市町村社会福祉協議会等にも配布します。また、県で実施する教育部門、福祉部門の職員を対象とした合同研修などでも活用していきます。　

●電子データ

スタートブックの電子データについては、県HPにも掲載をします。ぜひご活用ください。

URL：https://www.pref.saitama.lg.jp/a0609/carer/youngcarerstartbook.html

報道発表資料（ダウンロードファイル）

埼玉県におけるヤングケアラー支援スタートブックの発行について（PDF：293KB）

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