トップページ > 県政情報・統計 > 県政資料・県報 > 県政ニュース(報道発表資料) > 2023年度 > 2023年11月 > アイル・ホールディングス株式会社と連携して障害者の多様な働き方を発信! ~障害者が分身ロボットを遠隔操作して高齢者のデイサービスで働きます~
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発表日:2023年11月9日11時
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部局名:福祉部
課所名:障害者支援課
担当名:施設支援担当
担当者名:千葉、小俣
内線電話番号:3556
直通電話番号:048-830-3556
Email:a3300-02@pref.saitama.lg.jp
県では、障害者の多様な働き方を県民や企業に広く周知し意識を変えることで、障害者全般の就労機会拡大につなげるため、分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」を活用して障害者就労の理解促進に取り組んでいます。
令和4年10月から令和5年9月までは県の埼玉しごとセンターの業務を行いましたが、2例目の今回は、初めて県内の民間企業に仕事の場を御提供いただき、アイル・ホールディングス株式会社の子会社で分身ロボットが働きます。
外出が困難な障害者の方が自宅等から分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」を遠隔操作し、デイサービスにおいて高齢者の方たちとコミュニケーションを図ります。
あすなろホーム浦和(高齢者向けのデイサービス)
さいたま市南区辻7-13-15
令和5年11月13日(月曜日)から令和6年3月29日(金曜日)まで
月・水・金曜日の午前10時45分から午前11時45分まで(祝日、年末年始を除く。)
あすなろホーム浦和において、分身ロボットを操作する障害者の方が、高齢者の「回想法(※)」の進行等を行います。
分身ロボットと参加する高齢者の方が、コミュニケーションを図りながら、それぞれの人生を振り返る時間を一緒に過ごします。
分身ロボット「OriHime」の操作をするのは、突発性拡張型心筋症や身体表現性障害などにより外出が困難な、埼玉県在住者を含む障害者の方8名です。
※「回想法」認知症の療法の1つ。グループでの会話などを通じて昔の記憶をさかのぼり、脳に刺激を与えることで、認知症の予防や進行抑制の効果が期待される。
運営:株式会社あすなろホーム(アイル・ホールディングス株式会社の連結子会社)
定員:グループホーム18名、デイサービス30名、認知症デイサービス6名
利用者年齢層:60~90代
株式会社オリィ研究所が開発した分身ロボットです。
OriHimeにはカメラ・マイク・スピーカーが搭載されており、インターネットを通して操作します。
障害などにより移動の制約があっても、OriHimeを遠隔操作することで、周囲を見回したり、聞こえてくる会話にリアクションをするなど、あたかもその人がその場にいるようなコミュニケーションが可能となります。
※「OriHime」は株式会社オリィ研究所の登録商標です。
提供:株式会社オリィ研究所