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発表日:2021年8月5日11時

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県政ニュース

令和2年度における県内の生活系ごみ・事業系ごみの排出状況について~新型コロナウイルス感染症の影響により生活系ごみが増加~

部局名:環境部
課所名:資源循環推進課
担当名:企画調整・一般廃棄物担当
担当者名:小ノ澤・中山・髙橋

内線電話番号:3106
直通電話番号:048-830-3106
Email:a3100-05@pref.saitama.lg.jp

令和2年度における埼玉県内の生活系ごみ・事業系ごみの排出量の状況について、調査結果を取りまとめたので公表します。

令和2年度は令和元年度と比較して、生活系ごみが増加し、事業系ごみが減少しました。これは、新型コロナウイルス感染症による外出自粛により、オフィス等での人の活動が減り、家庭内で過ごす時間が増えたことの影響が考えられます。

また、生活系ごみと事業系ごみの排出量の合計は令和元年度と比較して増加となりました。市町村によるごみの処理能力には限りがあります。新たな生活様式の中でも、食品ロスの削減やごみ分別等に取り組んでいただくようお願いします。

1 生活系ごみの排出状況

令和2年度の生活系ごみの排出量は約173万9千トンで、前年度に比べて約6万1千トン(3.5%)増加しました。月別では6月の増加率が最も大きく、前年度比18.9%の増加でした。

生活系ごみのうち、不燃ごみ、資源ごみ、粗大ごみは大幅に増加しました。これは外出自粛により、家庭内で過ごす時間が増えたこと、家の中の片付けが進んだことなどの影響が考えられます。

2 事業系ごみの排出状況

令和2年度の事業系ごみの排出量は約48万5千トンで、前年度に比べて約5万3千トン(9.8%)減少しました。月別では5月の減少率が最も大きく、前年度比20.7%の減少となりました。

これはテレワークなどで、オフィス等での活動時間が減少したことの影響が考えられます。

3 県民の皆様へお願い

市町村が安定的かつ継続的に資源とごみの収集や処理が行えるよう、ごみの分別・減量化に御協力いただくようお願いします。

また、収集運搬作業に従事される方々の安全を守るためにも市町村のごみ出しルールに従うとともに、できるだけごみを出さないライフスタイルを心掛けましょう。

近年、リチウムイオン電池を使用した製品が、可燃性のごみや破砕するごみの中にまぎれ込み、火災の原因となっています。ごみ処理施設や収集運搬車両の火災だけでなく、ごみ処理に携わる作業者に被害が及ぶこともあり、大変危険です。リチウムイオン電池を使用した製品等は、市町村のルールに従った正しい分別方法でごみ出しするようにしてください。

4 参考

参考1~4(PDF:184KB)

  • 参考1 令和2年度生活系ごみと事業系ごみの排出量の前年度比較(増減率)
  • 参考2 令和2年度生活系ごみ排出量の種類別前年度比較(増減率)
  • 参考3 新型コロナウイルスに係る家庭ごみの感染症対策について
  • 参考4 公益財団法人日本容器包装リサイクル協会 消費者のみなさまへ/【お願い】リチウムイオン電池を含む電子機器を混ぜないで!

報道発表資料(ダウンロードファイル)

令和2年度における県内の生活系ごみ・事業系ごみの排出状況について~新型コロナウイルス感染症の影響により生活系ごみが増加~(PDF:202KB)

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