トップページ > 県政情報・統計 > 広報 > 映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』関連事業 > 映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』を契機とした埼玉県×滋賀県 連携企画
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掲載日:2024年11月14日
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魔夜峰央(まやみねお)氏による原作漫画を実写化し、愛ある「埼玉ディス」で社会現象を巻き起こした映画『翔んで埼玉』の公開から4年。前作よりはるかにスケールアップした続編『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』が令和5年に公開されました。
©2023 映画「翔んで埼玉」製作委員会
映画公開を機に、埼玉県と滋賀県がそれぞれ実施した意見募集とアンケートについて、埼玉県マスコット「コバトン」と滋賀県イメージキャラクター「うぉーたん」への報告会を行いました。そこでは、コバトンとうぉーたんから、「お互いの県をPRし合う」という宣言が!今回の映画の舞台にもなっており、重要な鍵を握る滋賀県と連携し、映画を盛り上げるとともにお互いの魅力を発信していきます。
\滋賀県公式ホームページでは「ダさいたま!?」なんて言わせない、埼玉県の魅力を発信中!/詳しくは、滋賀県のホームページをご覧ください。
日付:令和5年12月22日
場所:埼玉県庁 第三庁舎講堂
内容:(1)参加者紹介 (2)両県が実施した意見募集とアンケート結果報告 (3)両県の今後の連携宣言 (4)写真撮影
▲当日の報告会の様子
「本当に『ダさいたま』!?」埼玉県の意見募集結果については、本当に「ダさいたま」!?紙上討論会をご覧ください。
「琵琶湖以外は何もないのか!?」滋賀県のアンケート結果については、滋賀県のホームページをご確認ください。
全国の皆さんに「埼玉の良いところ」を募集したところ、約1,000件の回答をいただきました。
なんと滋賀県イメージキャラクター「うぉーたん」も回答してくれました!
詳しくは、『「彩の国だより」令和6年11月号のページ」』をご覧ください。
バスケットボールのBリーグ・B2は、令和6年5月18日から滋賀県内でプレーオフ決勝戦を行い、越谷アルファーズ(東地区2位)と滋賀レイクス(西地区1位)が対戦しました。
両県は、この決勝戦の会場で「埼玉県×滋賀県コラボ」企画に取り組み、両県知事の応援メッセージや両県が出展するPRブースといったコートの外での共演をしました。
詳しくは、「県政ニュース(報道発表資料)のページ」や「埼玉県公式Xの投稿」をご覧ください。
令和5年12月26日から令和6年3月29日まで、埼玉県庁の県民案内室(本庁舎1階)に、埼玉県と滋賀県のコラボブースを開設しました。
同ブースでは、令和5年12月22日に埼玉県庁で実施した「コバトン・うぉーたんへの意見募集・アンケート結果報告会」の場で、交流の証として滋賀県から贈呈された飛び出し坊や(とび太くん)と信楽焼のたぬき(滋賀県・三日月知事から埼玉県民の皆さんへのメッセージ入り)なども展示しました。
詳しくは、「県政ニュース(報道発表資料)のページ」をご覧ください。
滋賀県には「琵琶湖」しかない...?そんなことはありません!日本のほぼ真ん中に位置し、水と緑の豊かな自然あふれる滋賀県は、古くから文化・経済の先進地として栄えてきました。奥深い歴史文化に加え、流行の最先端を行くスポットもあるなど語り尽くせない魅力がたくさん。滋賀県庁職員に聞いた滋賀県のおすすめスポットやグルメを紹介します。
日本一の湖 「琵琶湖」 実は泳げるんです。海のようにベタベタすることがなく、波も穏やかなのでおススメ。最近、大津市近江舞子周辺はハワイアンカフェやハワイ発祥のSUPを体験できるショップが増加し、「ハワイ化」している!と注目を集めています。
(しがトコ提供)
京都・奈良に近く古くから交通の要所として栄えてきた滋賀県、歴史と浪漫があちこちから漂ってきます。 国指定の重要文化財(国宝含む)の指定件数のうち、建造物の指定件数は189件、全国3位です。(うち国宝の指定件数は22件で、全国3位)
なお、映画のロケ地となった彦根城は世界遺産登録を目指しています。
滋賀県は埼玉県と同じ海無し県ですが、映画でも登場した「鮒ずし」以外にもアユ、ビワマス、ホンモロコなど琵琶湖で採れた「湖魚」を使った郷土料理がたくさんあります。また、福井県の若狭湾から京都にサバを運んだ「鯖(さば)街道」が通る地ということもあり、サバを使った郷土料理もあります。
琵琶湖の固有種ビワマスを使った「天然ビワマスの親子丼」。2016年Fish-1グランプリでグランプリ賞を受賞しました。
そうめんに対するサバの大きさがハンパない!鯖街道が通る地だからこその郷土料理。かつて「五月見舞い」として、春の農繁期に嫁ぎ先に焼鯖を持っていった独特の習慣がルーツとされています。
近江牛は、400年以上の歴史を有する国内最古のブランド牛。江戸時代には、彦根藩から将軍家に「牛肉の味噌漬け」が献上されていました。こだわりを持って育てられた近江牛の肉質は、きめ細かく柔らか。脂の融点が低く、まろやかな甘みと肉のジューシーな旨みが渾然一体となって口に広がります。近年、マカオ、タイ、シンガポール、フィリピン、ベトナムなど海外へも輸出されており、世界で愛される高級ブランドとなっています。
他にも滋賀県にはおいしいものがたくさん!詳しくは、滋賀のおいしいコレクションのページをチェック!
埼玉県と滋賀県、接点がないように見えますが、実は共通点がたくさんあるのです。
両県の県政世論調査(令和5年度)によると、埼玉県で魅力を感じるものとして第1位が「住みやすさ」(73.7%)で、滋賀県にこれからも「住みつづけたい」と回答した割合が76.0%と高い結果になりました。
また、埼玉県さいたま市は0~14歳の転入超過数が8年連続全国1位(*1)、滋賀県が人口に占める子供の数の割合は全国2位(13.2%*2)と子育て世代に選ばれ、人口が増加しています。
*1:総務省「住民基本台帳人口移動報告(2022結果)」*2:総務省「人口推計(令和4年10月1日現在)」
埼玉県春日部市にあるのは、世界最大級の地下神殿とも呼ばれる「首都圏外郭放水路」。地底50mを流れ、首都圏を洪水から守る役割を担っています。
日本最大の淡水湖かつ日本最古の湖で、滋賀県の面積の約6分の1を占める「琵琶湖」。近畿圏1,450万人の命の源となっています。
埼玉県が誇る偉人・渋沢栄一が肖像になった新一万円が発行されます。
出典:財務省ホームページ
滋賀県大津市にある石山寺で源氏物語を構想したと伝わる滋賀県ゆかりの天才文学者・紫式部が、某国民的ドラマの主役に!
◀石山寺の御朱印帳
「一人は万民のため。万民は一人のため。これ天下大吉なり」。偶然にも、埼玉県で人気の高いラグビーで有名な、あのフレーズに似ていますが、じつはこれ、滋賀県の「推し」戦国武将、石田三成の言葉です。冷酷非情で打算的な人物として語られる「近江の戦国武将」三成。しかし果たしてその通りだったのでしょうか。
(滋賀県特設ホームページより)
滋賀県では、三成の特設サイトまで設置し、県ゆかりの戦国武将としてその魅力を伝えています。 ところでこの三成ですが、じつはこの人こそ、埼玉県行田市に残る忍城をかつて水攻めした人だと知っていましたか。
忍城は関東七名城の一つで、豊臣秀吉の水攻めにも落城しなかったことから「浮き城」とも呼ばれています(現在の御三階櫓は1988年に再建され、行田市を代表する観光名所の一つとなっています)。そして秀吉の命を受けた武将というのが、三成だったのです。何という因果でしょうか。そしてこの三成、忍城を見た際に、埼玉県側としてはグッとくる言葉を残しています。「この城は水では落ちない」―。もっと積極的に攻めるのはどうかと秀吉に手紙で提案したとか。
時を超えて今に伝わる、埼玉県と滋賀県を結ぶ戦国武将がいた、というお話です。
(滋賀県特設ホームページより)
(参考:滋賀県特設サイト「石田三成 × 滋賀県」「石田三成、その人物像とは」)
埼玉県内在住の埼玉県出身と滋賀県出身のご夫婦(以下「夫:Aさん、妻:Bさん」仮名)に「埼玉県」と「滋賀県」のことを聞いてみました。
―お二人はどのくらい埼玉県、滋賀県にゆかりがあるのでしょうか?
Aさん:埼玉県出身(両親共々代々生粋の埼玉県人)で、仕事で5年間半滋賀に住んでいました。
Bさん:滋賀県出身(両親共々代々生粋の滋賀県人)、旦那の転勤で埼玉に引っ越して早20年。
―埼玉県出身のAさんと滋賀県出身のBさんですが、お二人の出会いを教えていただけますか?
Aが就職時に滋賀県に配属となり、地元で就職したBと新入社員研修で出会いました。
―Aさんにお伺いします。埼玉県は「ダさいたま」だと思いますか。また、滋賀県には琵琶湖以外の魅力はないでしょうか。
Aさん:都会的洗練度で劣等感を抱いていることが「ダさいたま」であれば、そのとおりと思います。趣がある数々の山寺、多くのハイキングコース、冬は気楽にスキー。滋賀の魅力は山にあり。埼玉県と滋賀県の魅力は、共通して、都会では得られない独特のリラックス環境があること。
―Bさんにお伺いします。滋賀県には琵琶湖以外の魅力はないでしょうか。また、埼玉県は「ダさいたま」だと思いますか。
Bさん:魅力しかあらへん。「ダさいたま」、しらんかった。埼玉の良さは、滋賀県民が住んでも違和感があらへんこと。
―お二人が感じる埼玉県と滋賀県の共通点はありますか。
それぞれ東京圏、大阪圏からみると、通勤通学圏の最北端とみなされ、毎日、日の出とともに電車に乗って労われること。
―日常生活において、Bさんはやっぱり滋賀県人だな、Aさんはやっぱり埼玉県人だな、と感じることはありますか。
Aさん:海を見た嫁の言葉「海は綺麗やな〜とは思うんやけど、まあまあ見慣れてるから、埼玉県人ほど高揚はあらへんと思うわ」
Bさん:海への憧れが強すぎる。あと、作ってくれるうどんの汁の色が濃い(でも味は◎)。
―映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』をお二人はご覧になられましたか。
予想を遥かに超える茶番劇。埼玉と滋賀両方を知る者としてはクスッと笑える仕掛けが休む間もなく満載。面白かった。
それぞれのツボにはまったポイントは、
Aさん:“くやしくないのか?お前らの心は、吹けば止まる湖西線か!”
Bさん:“マイアミ浜”。生まれてくる赤ちゃんの名前“とび太”(笑)。
―最後に、お二人の埼玉愛と滋賀愛をお聞かせください。
♡埼玉愛
海や無くとも、中心に荒川がある。荒川にはさまざまな姿がある。通勤電車から見る戸田の荒川、美しい花火大会の会場となる荒川、訪れた誰をも魅了する長瀞の荒川、そして、幼少期に沢蟹を捕った上流の荒川。埼玉は古来、荒川の水の神である三峯神社によって育まれ、そして今も発展し続ける水に護られた県である。埼玉県の中心である荒川は泳いでもべたつかない。
♡滋賀愛
(私は、埼玉に引っ越して早20年経つので、『滋賀愛』については、埼玉から滋賀へ引っ越して8年在住している『滋賀愛』に深い友人のコメントを紹介します。)
ほどよく田舎で風光明媚やし、琵琶湖は泳いでも海のようにベタつかない。人がよい。柔らかくて温かい関西弁。比叡山のなだらかな斜面に広がる棚田の風景。豊かな水を利用し、今も手植えするその米のおいしさ♡。そこから見下ろすびわ湖の碧。見渡す対岸の山々の景色。季節により、天気により美しさを変える。町のそこここに歴史と文化が身近に残る。ゆえに、国宝を含む社寺桜の名所、紅葉の名所も華やかさより素朴な美しさがそのままある。駐車料金も大半は無料、とっても安い。食べ物も美味しい!近江牛をはじめ、米が美味しいから酒も美味しい。フルーツも美味しいからワインも美味しい。琵琶湖でとれる稚鮎は鮮度が命だから、ぜひ滋賀に行かなくちゃ。程よく田舎で程よく便利。子どももスクスク育つ。
ご協力ありがとうございました!
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