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2023年12月5日(火曜日)
埼玉県の相撲競技の選手の活躍を紹介いたします。
相撲競技の第35回県民総合スポーツ大会が小学生の部、中学生の部、高校生の部、一般の部、女子相撲の部それぞれ行われました。高校生の部と一般の部が国体の選手選考に関わってきます。
小学生の部は、第34回全日本小学生相撲優勝大会予選会にもなっており、17名の選手が参加しました。
中学生の部は、第33回全国都道府県中学校相撲選手権の予選も兼ねており、ベスト8に進出した選手が最終予選に進みます。20名の選手が参加しました。
高校生の部は、インターハイ予選、国体予選に関わっており、埼玉栄高校から25名の選手が参加しました。
一般の部は、日本通運をはじめとする4名の選手が参加しました。
女子相撲は、各年代合わせて8名の選手が参加しました。全国大会の出場権がかかっています。
国体予選に関わる結果は以下のとおりになります。
【高校生の部 個人戦 軽量級(80kg未満)】
優勝 | 清宮 健史 |
第2位 | 大倉 義経 |
第3位 | ー |
【高校生の部 個人戦 重量級(80kg以上100kg未満)】
優勝 | 伊賀 瑛之助 |
第2位 | 齋藤 忠剛 |
第3位 | 山田 珠大 |
【高校生の部 個人戦 無差別級】
優勝 | 齋藤 成剛 |
第2位 | 田崎 正美 |
第3位 | 斧澤 |
【一般の部 個人戦 無差別級】
優勝 | 小笠原 将匡 |
第2位 | 小山内 力樹 |
第3位 | 内山 翔太 |
軽量級決勝戦。いい形でまわしが取れれば優位に立てるが、互いにそれを承知している為慎重かつ素早く押し合いになりました。
決まりては押し出しで清宮選手の勝ち。
重量級1勝同士の試合。写真からも立会いの迫力が伝わってきます。自力に差があり、伊賀選手が一気に寄り切りました。
無差別級の試合の様子。体重制限がないので、体格に差がある選手とも対戦することになります。
体格のハンデを技術や精神力でどのように跳ね返すのか、観客も手に汗握る展開を期待してしまいます。
準決勝第1試合。齋藤選手は仕切りから立会いまでの所作が非常に落ち着いており、それが、全くバランスを崩すことがない自身の相撲の取り口を表しているようでした。決まり手はすくい投げで齋藤選手決勝進出です。
準決勝第2試合。田崎選手は常に低い重心の立会いから、足腰の力を十分に載せて発達した上半身からの突き上げによって相手は態勢を起こされて一気に勝敗が決していました。寄り切りで田崎選手決勝進出です。
決勝戦立会い。似た相撲を取る選手同士の戦い。会場全体が固唾を呑んで見つめます。
立会い後中央で押し合っていたところ齋藤選手が左右の動きを入れたことにより、田崎選手が若干外側に立った状態で膠着した。次の動きを探り合っているなかで、田崎選手が動く一瞬に合わせる形で齋藤選手が横方向に押っ付けたことにより一気に土俵外へ。要所でバランス崩すように巧みに攻めた齋藤選手の優勝です。
一般の部の試合の様子です。4名の出場で総当たり戦です。
それぞれの選手が長い相撲経験を持っており、それ故にいかに自分の相撲を取ることができるかが重要になってきます。
小笠原選手は上半身を張って、相手が押し返そうと前に出たところをうまく引き落として勝ちました。
2勝同士での戦い。両者実力が伯仲し、長い相撲になりましたが、最後はスタミナの残っていた小笠原選手が上手投げで優勝しました。
高校生の部表彰式の様子。
表彰者は埼玉県相撲連盟 増渕 和夫 会長です。
一般の部表彰式。
表彰者は埼玉県相撲連盟 青木 正弘副会長です。