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2024年6月21日(金曜日)
スケートボードは東京オリンピックから正式種目に採用された、迫力満点のスポーツです。
スケートボードは特に若者に人気の比較的新しいスポーツで、1980~1990年代にかけて世界に広まりました。
スケートボードの起源は諸説ありますが、1940年代にアメリカ西海岸で木の板に鉄の車輪をつけて滑った遊びが始まりとされており、1950年代に入って木製の板にゴム製の車輪がついた「ローラーサーフィン」という商品が販売され、これが現在のスケートボードの原型になったと言われています。
日本では、1970年代中頃から広まり、各地の公園や駐車場ではスケートボードで遊ぶ若者達の姿が見られる様になりました。
競技の種類にはストリート、パーク、フリー、バーチカル、ビッグエア、スラロームがあり、ストリートとパークは東京2020オリンピック競技大会から正式種目として採用されました。ストリート部門では男女ともに金メダル、パーク部門では女子が金・銀メダルを獲得するなど多くの部門で日本人が活躍しています。
(1) ストリート
街にあるような階段や手すり、縁石やベンチ、壁や坂道などを模した直線的なセクション(構造物)を配したコースで行われます。選手はセクションを使いながらさまざまなトリックを繰り出します。
(2) パーク
大きなすりばちのような窪地状のコースで行われます。直線的なセクションが中心のストリートに対して、パークはアール(湾曲)がついた曲線的な形状です。曲面を昇るほど傾斜は急になり、上部ではほぼ垂直状態になります。ここを一気に駆け上がり、空中へ飛び出す美しいエア・トリックが演技の中心となります。
(3) フリー
ボードを回したり、立てたり、スピンをしたり、逆立ちをしたり、ダンスのようなステップを踏んだりと、変幻自在にスケートボードを操り、トリックを繰り出します。
(4) バーチカル
スノーボードのハーフパイプ競技のようなイメージで、滑走部分の最上部は垂直となる、半円もしくはU字型の構造物(3m ~4mの高さ)でトリックの難易度等を競います。
(5) ビッグエアー
スキージャンプのような急傾斜を滑り降り、そのまま角度を付け踏み切り台から空中に飛び出しトリックを見せる競技です。
(6) スラローム
パイロン(三角コーン)を通ってスタートからゴールまでのタイムを競う競技です。ライディング中にパイロンに接触して倒してしまうとペナルティタイムが1本あたり0.2秒加算されます。さらに4本以上倒すとDQ(失格)となります。
(1)競技人口
国内競技者人口はおよそ3000人 愛好者人口はおよそ50万人と言われています。
(2)埼玉県内の競技ができる場所
施設名 |
住所 |
電話 |
本庄市前原2丁目11 |
0495-25-1111
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|
熊谷市飯塚200-1 |
048-588-1321 |
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深谷市上野台2565 |
048-572-3000 |
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鴻巣市上谷707 |
070-1542-1876 |
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加須市北大桑516番地11 |
0480-72-1323 |
|
北葛飾郡杉戸町大字屏風200-10 |
0480-33-1111 |
|
吉川市大字中井90番地 |
048-982-9901 |
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越谷市北後谷82 |
048-962-0294 |
|
狭山市南入曽840 |
04-2956-6797 |
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川口市並木元町1番22号 |
048-256-2510 |
【民間施設】
施設名 |
住所 |
電話 |
さいたま市北区別所町242-14 |
048-795-4102 |
|
川口市赤井2-4-2 |
048-299-9533 |
|
川口市東領家5-15-14 |
048-299-8205 |
|
比企郡吉見町南吉見2227-4 |
080-3426-3285 |
|
所沢市新郷220-1 |
042-941-4343 |
|
入間市下藤沢1232-7 |
04-2946-8880 |
|
新座市中野1-16-15 |
080-9179-1800 |
(1) 魅力
ヨコノリスポーツと言われ競技の中では、サーフィンやスノーボードに比べてリーズナブルに始められ、音楽やファッションとの親和性が高いため、若者を中心に人気を集めています。また持ち運びが楽なため滑るフィールドの自由度も高く、都市部を中心に愛好者が増えています。競技的なトリックをマスターしていなくても、横に進むという非現実的な感覚と、風を切ってスピーディに駆け抜ける爽快感を楽しめます。トリックをマスターすると更に自由度が高くなり、達成感も味わうことができます。
(2) 見どころ
スケートボードの大きな魅力は、選手が繰り出すトリックにあります。スピーディで美しく、高さのある大迫力のトリックは多くの観客を魅了します。また、演技の構成は各選手に任されているため、各選手の個性が光ります。
ストリート種目では街中にあるような様々なセクション(構造物)を使用し、トリックを行うため、選手のオリジナリティがより演技に表れます。
パーク種目ではくぼ地の底から、曲面を昇り空中に一気に飛び出す選手は見ごたえ十分です。
専門的知識のあるプロショップ等で、使用目的や体に合った道具を選んでもらうのがおススメです。ショップで開催している初心者スクールで、基本動作やルール、マナーなど、楽しむためのノウハウを教えてもらいましょう。
スケートボードは東京オリンピックで五輪種目として初めて採用されます。日本人でもメダルを狙える選手が多数おり、日本の若者が世界を相手に奮闘するシーンを必ずお届けできると確信しております。
スケートボードのオリンピックでの種目は2つです。
1つ目は街にあるような階段や手すり、縁石やベンチ、壁や坂道などを模した直線的なセクション(構造物)を配したコースで行われるストリート競技。選手は1人ずつ競技を行い、セクションを使いながらさまざまなトリック(技)を繰り出します。そのトリックの難易度や高さ、スピード、オリジナリティ、完成度、そして全体の流れを見て審査員が総合的に判断し採点します。
2つ目は大きな皿や深いお椀をいくつも組み合わせたような、複雑な形をした窪地状のコースで行われるパーク競技。直線的なセクションが中心のストリートに対して、パークはアール(湾曲)がついた曲線的な形状で、ここを一気に駆け上がり、空中へ飛び出す美しいエア・トリックが中心となります。多くの複雑なトリックを行い、いかにスリリングなかっこよさを披露できるかがパークの見どころです。パフォーマンスの大きさやスピードにも注目してください。
スケートボードは基本的にはアウトサイドで行う健康的な全身運動です。一人でもグループでも自由に自分のペースに合わせて楽しむことが出来るスポーツです。プロテクターを着ければ怪我の程度も軽減出来る為、低年齢からの愛好者が急増しています。小さい時から仲間間でのコミニュケーションを通して、社会性の勉強やマナーやルールを守る事の大切さを学ぶのに役立つことも大きなメリットです。
オリンピックの正式種目となり世界的に認知されたアーバンスポーツの一つとしてますます都市化が進む日本では更に多くの愛好者が増える予感がします。
(一社)ワールドスケートジャパン
https://worldskatejapan.or.jp/skate_board/
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(本ページの内容は令和6年6月現在の内容です)