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掲載日:2025年3月27日
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2024年、パリ協定の目標である気温上昇1.5℃を超え、世界の平均気温上昇は1.6℃に達しました。
地球温暖化の問題は深刻で、私たち一人一人が確実に行動していかなくてはならない状況です。しかしながら、いまだに多くのコンビニやパーキングでは、アイドリングをしたまま1時間を超える停車があたりまえのように行われています。まず、私達にできることとして、アイドリング・ストップの徹底を実現したいと思い、政治主導で県民への呼びかけの実施をお願いします。
特にアイドリング率の高いトラックや会社の車などに対しては、企業への呼びかけを、また県民に対しては、大野知事の食品ロスの放送のように店、駅、公共機関などのあらゆる場所でアナウンスをお願いします。さらに、政治主導での環境対策を、2030年のカーボンハーフに向けての実戦的な取り組みをもっと県民に浸透するようアピールしてほしいと思っています。子どもたちの未来が、権利が、これ以上侵害されないよう、大人としての責任を全うしていきませんか?
アイドリング・ストップの徹底のため、企業や県民への呼びかけをお願いしたいとのお話をいただきました。
県は、埼玉県生活環境保全条例により、車両の運転者に対し駐・停車時のアイドリング・ストップの実施を義務付けるとともに、一定規模の駐車場の管理者等には、駐車場利用者にアイドリング・ストップを呼びかける看板等の設置を義務付けています。
県では、アイドリング・ストップの周知を図るため、ホームページにアイドリング・ストップに関するリーフレットを掲載したり、駐車場の管理者等からの希望があれば看板の提供を行っています。また、権限移譲をしている市町村とも連携して、アイドリング・ストップに関する相談や通報への対応を行っています。
さらに、アイドリング・ストップや急発進・急ブレーキを抑えて温室効果ガスの排出を抑制し地球温暖化防止に貢献するとともに、燃費改善や安全運転にもつながり、環境にやさしい運転方法であるエコドライブの啓発も行っているところです。
地球温暖化対策は県政における最重要課題の一つであり、県では、2023年3月に「埼玉県地球温暖化対策実行計画」を改正し、2030年度に県から排出される温室効果ガスを2013年度比で46%削減する目標を定めるとともに、本県の目指すべき将来像にカーボンニュートラルの実現等を掲げ、「2050年カーボンニュートラル宣言」を行っています。
地球温暖化を食い止めるためには、お話にもあるように県民一人一人が意識や行動を変え、日々の生活における対策に取り組む必要があります。
県としては、カーボンニュートラルの実現に向け、引き続き、県民の皆様に環境に配慮した生活へのご協力を求めるとともに、事業者の皆様や、国・市町村などと協働し、ワンチームとなって温暖化対策を推進してまいります。
時節柄、どうぞご自愛ください。
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