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掲載日:2024年8月14日
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埼玉県では児童虐待防止事業に力を入れていますが、その一環で産後の方の健診でお母さん方に「エジンバラ質問票」「育児支援チェックリスト」「赤ちゃんへの気持ち質問票」を記載してもらっています。その際、日本人や日本語のできる外国の方々は問題なく記載できるのですが、日本語のわからない外国の方が多く、その対応に時間がかかり通常業務に支障をきたす場面が多々あります。特に埼玉県南部地域は外国の方々が多いため、同じように困っている病院もたくさんあるかと思います。
エジンバラの質問票については日本産婦人科医会でホームページで外国語版をダウンロードできるようになっていますが、「育児支援チェックリスト」「赤ちゃんへの気持ち質問票」の外国語版がないため、埼玉県のホームページでダウンロードできるようにしていただきたいと思います。
検討のほどよろしくお願いいたします。
児童虐待防止の一環で産後のお母さん方に記載してもらう質問紙について、日本語が分からない外国人向けに外国語版の質問紙を作成し、県ホームページでダウンロードできるようにしてもらいたいとのお話をいただきました。
お話のとおり、県では、「子育てサポート確認シート」「赤ちゃんへの気持ちシート」の外国語版を作成していません。そのため、現状では、日本語が話せない外国人妊産婦に対しては、質問紙を使用するのではなく、産科医療機関等が聞き取りなどの方法により、こどもへの気持ちや育児支援状況を確認しています。
県内の外国籍妊産婦は増加傾向にあることに鑑み、お話にもあるように外国語版の質問紙を作成することは大変有意義であると考えます。
このため、県では、英語版と中国語版の質問紙を作成し、県ホームページに掲載してダウンロードができるように対応してまいります。
なお、外国人は、生活習慣や価値観が日本人とは異なる場合が多いことから、日本人向け質問紙を基に作成した外国語版の質問紙を使用する際は参考程度にとどめ、実際の生活や育児の困りごと・心配ごとについて話し合う時間を設けるよう注意点を明記し、日本人以上にきめ細やかな支援が必要であることを周知していきたいと考えます。ご提案をいただき、ありがとうございました。
時節柄、どうぞご自愛ください。
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