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掲載日:2023年9月11日
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2025年に日本で開催されるデフリンピックに向けて~ろう者、聴者の交流の場を増やすまちづくりを
多くの人がアクセスする主要駅前に手話カフェを作ってほしい。店員はろう者の方がメインの手話カフェが良いと思います。国立駅内にあるスターバックスサイニングストアが理想です。
耳マークの知名度を上げる。駅や町にポスターを増やす。CMを流す。手話を使える聴者に向けて〈手話できます〉マークのバッヂもしくはキーホルダーを(できれば無料、有料の場合は500円以内で)配布する。
手話を1つの言語として使用している人が多い世の中に、ろう者が少しでも安心して暮らしやすい世の中になるように願っています。
2025年に日本で開催されるデフリンピックに向けて、ろう者の方と聴者の方との交流の場を増やすまちづくりをとのお話をいただきました。
本県では、平成28年に「埼玉県手話言語条例」を制定し、手話は言語であるとの認識に基づき、ろう者の方とろう者以外の方が手話によって心を通わせお互いを尊重できる共生社会の実現を目指して、手話の普及活動を進めているところです。令和4年度には、各小学校や公民館で手話普及啓発イベント「手話普及リレーキャンペーン」を開催したほか、大学生とろう者の方、手話通訳者の交流会を実施しました。令和5年度は、手話あいさつを広める活動や、市町村に手話アドバイザーを派遣する事業などを行い、さらに多くの県民の皆様の手話への理解を深めることで、ろう者の方が安心して暮らすことができる共生社会の実現を図ってまいります。
なお、お話の手話カフェについては、県としては、現時点で作る予定はありません。ご理解いただきたいと思います。
耳マークの知名度向上につきましては、障害者のシンボルマークの一つとして、各鉄道事業者や郵便局などへのポスターの配布や県のホームページへの掲載を通して耳マークの周知に取り組んでいます。また、手話できますマークとしては、一般社団法人全日本ろうあ連盟が独自に策定している、手話対応・筆談対応ができることを示す手話マーク・筆談マークがあります。こちらについても、耳マークと同様に県のホームページで周知しているところです(https://www.pref.saitama.lg.jp/a0604/symbol/index.html)。
具体的な使用方法については、同連盟が定めており、県が独自にキーホルダーなどを作成することは考えておりませんが、同マークの普及が進むよう、周知・啓発に努めてまいります。
引き続き、手話の普及やシンボルマークの認知度向上を推進し、ろう者の方が安心して暮らせるまちづくりに向けて、しっかりと取り組んでまいります。
時節柄、どうぞご自愛ください。
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