令和4年度に寄せられた提案の紹介（9月）

日本有事を想定した訓練の実施について

　8月26日に千葉県は日本有事を想定した避難訓練を実施しています。

　我が県には朝霞駐屯地、所沢に通信所など防衛省の様々な施設がせっかくあるのですから協力を要請して訓練をすべきです。

　実際に侵略があった場合、自衛隊は敵と向き合わなくてはならず、役所や警察など公務員の方が中心に動かなくてはならないはずです。

　都道府県単位でまずは行動をしてほしいと思います。

知事の返事

　ご提案を拝見しました。

　千葉県において、8月26日に国民保護図上訓練を実施したことは承知しています。

　国民保護に関する都道府県の事務は、国民保護法に基づく法定受託事務とされています。

　本県では、同法に基づき「国民保護に関する埼玉県計画」を策定し、平成17年度から国民保護のための実動訓練と図上訓練を実施しています。これらの訓練には消防や警察、自衛隊などにも参加していただき、相互の連携を深めています。

　今年度は、内閣官房や消防庁、三芳町と合同で、ミサイル事案を想定した図上訓練を5月に実施しました。また、今年度中に大規模テロを想定した実動訓練を実施する予定です。

　県としては、有事の際に、国民保護法に定められた都道府県の責務を果たしていくため、日頃から関係機関との連携を密にして、迅速かつ的確に対応できる体制を構築してまいります。

　時節柄、どうぞご自愛ください。