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掲載日:2024年11月18日
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こんにちは、コロナ禍のお忙しい時期に大変恐縮ですが、ラグビーリーグワンも開幕するタイミングでどうしても知事のお考えをお聴きしたく、お便りさせて頂きました。
今回お伺いしたいのは、熊谷ラグビー場Aグランドのラグビー以外での使用についてです。
①ラグビーの試合に限定すべきとお考えか、サッカーなど他競技の使用も認めるか。
②ピッチを使用せずにスタンドと大型ビジョンを使った音楽や演劇、映画上映などのイベント会場としての使用は認めるか。
①、②についてお考えをお聞かせ頂ければ幸いです。
②についての私見を以下に書き添えさせて頂きました。
日本武道館も両国国技館も甲子園球場もメットライフドームも武道や相撲や野球はもちろん、音楽ライブなど様々な使われ方をしています。
もともとの使われ方と、それ以外の使われ方が相乗効果的に施設の価値を上げているようにも思えます。
熊谷ラグビー場Aグランドの場合も、2020年の「のびのび演奏撮影会」という吹奏楽演奏会の感想や、ラグビー観戦の経験からピッチは使わなくとも、音の反響の良さから野外音楽施設としての使用価値が十分にあると思いました。
さらに、大型ビジョンが2基もあるので、様々なエンターテイメントイベント会場として使えるのではと思います。
ラグビーワールドカップ開催で生まれた数々のレガシーの中には、「人々が同じ場所に集まり、目の前のドラマから受ける感動を共有する一体感の素晴らしさを改めて知ったこと」というのもあると思います。
そんなラグビーワールドカップレガシーを継続する意味でも、熊谷ラグビー場で生み出せる感動について、もちろんラグビー日程を優先しながら、それ以外の期間には、別のコンテンツ、例えばコンサートや演劇、映画上映などでも感動共有できる県民施設になればいいなと思います。
熊谷ラグビー場Aグラウンドのラグビー以外での使用についての考えを聞かせてほしいとのお話をいただきました。
熊谷ラグビー場Aグラウンドは、「ラグビータウン熊谷」にふさわしい、観客収容人数約24,000人を誇る全国トップレベルのラグビー専用グラウンドです。現時点では、サッカーなど、他競技での使用は認めていませんが、施設の運営・管理に影響がある場合を除き、ピッチを使用しないスタンドを利用したイベントの開催や大型ビジョンの利用は認めています。
同グラウンドでのジャパンラグビーリーグワンをはじめ、陸上競技場での女子プロサッカーWEリーグ、くまがやドームでの熊谷市成人式など、熊谷スポーツ文化公園内の各施設では様々なイベントが実施されています。県では、ラグビーワールドカップ2019での盛り上がりを活かせるよう、こうした様々なイベントの開催を通じて、広く熊谷スポーツ文化公園の賑わいを創出していきたいと考えています。
現在、新型コロナウイルス感染症の感染が拡大する中で、やむを得ずご利用を制限させていただくこともありますが、県としては、熊谷ラグビー場Aグラウンドをはじめとする熊谷スポーツ文化公園が県民の皆様に愛される公園となるよう、今後とも利用者目線での柔軟な運営に努めていきます。
時節柄、どうぞご自愛ください。
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