令和2年度に寄せられた提案の紹介（10月）

障害者手帳をスマートフォンで提示できるアプリについて

 行政や公共機関において、ミライロIDを導入して欲しいです。

 ミライロIDは、障害者手帳をスマホで提示できるサービスです。

 私は、障害者手帳を見せる際に、一般の方からの冷たい目線を浴びてきました。そのため心苦しかったです。

 なので、ミライロIDを使用すれば、心の負担が軽減されると思います。マイナポータルとの連携や、大阪府・東村山市では導入されています。

 ぜひ、導入をお願い致します。

知事の返事

 本県においても障害者手帳をスマートフォンで提示できるミライロIDを導入してほしいとのお話をいただきました。

 私は障害のある方とそうでない方が地域の中で共に育ち、学び、働き、活動することのできる共生社会の実現を目指しています。

 早速、所管する障害者福祉推進課を通じて大阪府に状況を確認させました。同府では今月9日から導入をスタートさせ、すでに大阪府立の公共施設等ではミライロIDを提示することで利用料等の減免が受けられるようになっているようです。

 障害のある皆様が気兼ねなくスムーズに必要なサービスを受けられ、安心して生活できるようになることは大変素晴らしいことです。いただいたご提案を踏まえ、まずは所管する障害者福祉推進課を通じて、運営会社である株式会社ミライロや先行自治体から導入の効果等をしっかりと伺っていきたいと思います。

 なお、○○市在住の方については、障害者手帳の交付等の業務は同市が責任を持って実施することになっています。同アプリの導入については、改めて○○市にもご提案なさってみてください。

 寒暖の差が大きい季節です。どうぞご自愛ください。