県内全ての市町村が入札契約改善に向けたロードマップを作成しました
部局名:総務部
課所名:入札課
担当名:企画・公共調達改革担当
担当者名:柳下和之
- 県内市町村における公共工事の入札契約制度の改善を図るため、令和6年度に国土交通省と埼玉県が連携して、県内市町村に対して「入札契約改善に向けたハンズオン支援(*)」を実施し、入札契約制度に関する計3回の勉強会の開催や講義動画をオンデマンド配信しました。
- 支援事業による勉強会等を踏まえて、県内全ての市町村が、それぞれの課題に応じて、入札契約改善に向けたロードマップ(実行計画)を作成しました。
(*)ハンズオン支援…勉強会の開催や相談に対する助言、情報提供
1 対象
2 勉強会等の開催
- 第1回:令和6年8月21日
- 第2回:令和6年10月24日
- 第3回:令和7年1月20日
- 勉強会以外にオンデマンド配信を実施
3 入札契約改善の重点取組15項目
- 総合評価落札方式の活用
- 低入札価格調査制度(算定式)
- 低入札価格調査制度(公表時期)
- 最低制限価格制度(算定式)
- 最低制限価格制度(公表時期)
- 法定福利費の適切な計上
- 予定価格の公表時期
- 週休2日工事の実施
- 施工時期の平準化の取組
- 設計変更ガイドラインの策定
- スライド条項の運用基準の策定
- 下請からの社会保険等未加入業者の排除
- 第三者機関等の設置
- 義務付け事項の実施
- 建設キャリアアップシステムの活用
4 改善取組の平均実施率
全市町村の15項目に対する実施の割合
- 令和5年度調査時点:約53%
- 令和6年度末見込み:約62%
- 令和7年度末見込み:約69%
- 令和8年度末見込み:約78%
- 令和9年度末見込み:約95%
5 今後について
- 各市町村は、ロードマップに沿って、県への個別相談や国の相談窓口を活用しながら、入札契約の改善に向けて継続して取り組みます。
- 県は、各市町村の進捗状況をモニタリングし、進捗管理を行うとともに、県開催の会議等を通じて情報共有するなど、県内市町村の入札契約の改善を引き続き支援していきます。
報道発表資料(ダウンロードファイル)
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