統計ア・ラ・カルト第196号「2020年度(令和2年度)埼玉県市町村民経済計算」＜2023年9月号＞

2020年度(令和2年度) 埼玉県の市町村民経済計算を取りまとめました。

市町村民経済計算は、市町村内における1年間の経済活動を生産及び分配の二面から明らかにし、市町村経済の実態を総合的、計量的に把握したものです。

市町村内総生産合計額は2年連続のマイナス成長

市町村のGDPにあたる「市町村内総生産」の合計額（＝名目県内総生産）は、22兆9,226億円で、対前年度増加率（経済成長率）は-2.9%となり、2年連続のマイナスとなりました。

45市町村で市町村内総生産が減少

県内63市町村のうち18市町で対前年度増加率がプラスとなった一方45市町村でマイナスとなりました。

 

市町村内総生産上位ランキング

		実数(百万円)	対前年度増加率(%)	製造業増加率(%)	非製造業増加率(%)	対市町村計構成比(%)
1	さいたま市	4,676,012	-3.8	-6.1	-3.6	20.4
2	川口市	1,407,724	-3.6	-8.2	-2.7	6.1
3	川越市	1,270,484	-4.9	-9.3	-3.6	5.5
4	熊谷市	1,015,406	-2.8	-0.5	-4.2	4.4
5	所沢市	877,403	-3.2	11.1	-4.5	3.8
	市町村計	22,922,645	-2.9	-1.5	-3.2	100.0

 

市町村内総生産対前年度増加率

 

市町村内総生産合計額の推移

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埼玉県市町村民経済計算