埼玉県鉱工業指数（令和6年12月分、第4四半期分）-令和6年12月分は生産が3か月連続の「低下」-

鉱工業指数は景気や経済の動きを把握することを目的としており、製造業の事業所における活動状況を表すものです。
景気の動きに敏感で、速報性があるため足下の景気動向を判断する指標の1つとなります。

令和6年12月分 生産は3か月連続の低下、出荷は2か月ぶりの上昇

1  概要

令和6年12月の埼玉県鉱工業指数について、生産は化学工業、業務用機械工業などの低下により3か月連続の低下となりました。
出荷は化学工業、輸送機械工業などの上昇により2か月ぶりの上昇となりました。
在庫は3か月ぶりの上昇、在庫率は2か月ぶりの低下となっています。

埼玉県鉱工業指数（令和6年12月分）           (2020年=100)

	指数	前月比（％）	前年同月比（％）
生産	99.9	-3.0	-7.8
出荷	99.7	1.0	-6.7
在庫	102.7	0.5	3.6
在庫率	136.9	-4.3	10.4

 

 2  寄与した主な業種・品目別動向（生産・出荷23業種）

＜ 生産 ＞   

		主な業種	前月比（％）	主な品目
上昇	10業種	輸送機械工業	17.6	普通トラック
		食料品工業	3.1	アイスクリーム
低下	13業種	化学工業	-24.4	医薬品
		業務用機械工業	-16.8	医療用機械器具

＜ 出荷 ＞ 

		主な業種	前月比（％）	主な品目
上昇	10業種	化学工業	6.9	医薬品
		輸送機械工業	6.1	普通トラック
低下	11業種	生産用機械工業	-23.4	半導体製造装置
		業務用機械工業	-15.8	医療用機械器具

横ばい2業種

令和6年第4四半期分 生産、出荷ともに2期ぶりの低下 

1  概要

令和6年第4四半期（令和6年10月～令和6年12月期）の生産指数は、輸送機械工業、化学工業などの低下により2期ぶりの低下となりました。
出荷指数は、化学工業、生産用機械工業などの低下により2期ぶりの低下となりました。
在庫指数は2期連続の上昇、在庫率指数は3期ぶりの低下となっています。

埼玉県鉱工業指数（令和6年第4四半期分）  (2020年=100)

	指数	前期比（％）	前年同期比（％）
生産	102.3	-6.0	-2.7
出荷	100.2	-3.7	-5.2
在庫	102.7	0.3	3.6
在庫率	134.4	-87.4	11.4

 

 

 2  寄与した主な業種・品目別動向（生産・出荷23業種）

＜ 生産 ＞   

		主な業種	前期比（％）	主な品目
上昇	11業種	汎用機械工業	5.6	空気圧機器
		電気機械工業	6.9	電力変換装置
低下	12業種	輸送用機械工業	-15.2	機関部品
		化学工業	-6.9	医薬品

＜ 出荷 ＞ 

		主な業種	前期比（％）	主な品目
上昇	12業種	汎用機械工業	6.0	空気圧機器
		情報通信機械工業	11.0	交換機
低下	11業種	化学工業	-9.9	医薬品
		生産用機械工業	-27.0	半導体製造装置

 

この統計に関するホームページアドレス

『彩の国統計情報館』埼玉県鉱工業指数のページ

報道発表資料（ダウンロードファイル）

• 埼玉県鉱工業指数（令和6年12月分、第4四半期分）（PDF：246KB）（別ウィンドウで開きます）

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