令和5年住宅・土地統計調査結果（埼玉県分）について-空き家数・空き家率は減少、空き家率は全国一低い9.3%-

住宅・土地統計調査は、住宅と土地の保有状況及び世帯の居住状況等の実態を明らかにすることを目的に行われている調査で、昭和23年から5年ごとに実施されています。埼玉県分の概要は以下のとおりです。

1 総住宅数、総世帯数ともに増加し、過去最多

令和5年10月1日現在における埼玉県の「総住宅数」は355万5,100戸（全国第5位）で、前回と比べ、増加数は17万400戸（全国第5位）、増加率は5.0％（全国第8位）。

「総世帯数」は323万2,900世帯（全国第5位）で、前回と比べ、増加数は18万6,600世帯（全国第4位）、増加率は6.1％（全国第6位）。

2 空き家数・空き家率はともに減少

「空き家数」は33万400戸（全国第9位）で、前回より15,800戸減少し、「空き家率」は9.3％（全国第47位）で、前回より0.9ポイント低下。

ただし、空き家のうち、賃貸用住宅、売却用住宅、二次的住宅（別荘など）を除いた「その他の空き家＊」は、実数・割合ともに増加。

    ＊ その他の空き家：居住世帯全員が長期にわたって不在、建て替えなどのため取り壊す予定などの住宅。

3 持ち家数は208万6,700戸で全国第4位

「持ち家数」は前回より9万9,000戸増加し、208万6,700戸（全国第4位）。

「持ち家率」は前回より0.6ポイント低下し、65.1％（全国第30位）。

4 65歳以上の単身世帯は世帯数、割合ともに増加

65歳以上の単身世帯数は前回より7万7,900世帯増加し、38万7,700世帯（全国第5位）。

主世帯総数に占める割合は前回より1.9ポイント上昇し、12.1％（全国第40位）。

    ＊ 主世帯：1住宅に1世帯が住んでいる場合はその世帯、1住宅に2世帯以上住んでいる場合には、そのうちの主な世帯（家の持ち主や借り主の世帯など）。

5 家計を主に支える者の片道通勤時間は短縮傾向

家計を主に支える者の片道通勤時間の中位数＊は前回より0.3分短縮し、44.0分（全国第3位）。全国の中位数28.1分より15.9分長くなっている。

全国より1時間未満の割合は低く、1時間以上の割合は高くなっている。

    ＊ 中位数：データを値の小さい方から順に並べた時にちょうど半分にデータを分ける値。平均値と比較すると、極端に大きな値があった場合にも影響を受けにくい。

 

 

          埼玉県の住宅・土地統計調査に関するホームページアドレス

             埼玉県総務部統計課のページ「彩の国統計情報館」

              http://www.pref.saitama.lg.jp/kense/toke/jutaku/index.html

報道発表資料（ダウンロードファイル）

      令和5年住宅・土地統計調査結果（埼玉県分）について～空き家数・空き家率は減少、空き家率は全国一低い9.3%～（PDF：131KB）

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