埼玉県鉱工業指数（令和6年6月分、第2四半期分）-令和6年6月分は生産が2か月ぶりの「低下」-

鉱工業指数は景気や経済の動きを把握することを目的としており、製造業の事業所における活動状況を表すものです。
景気の動きに敏感で、速報性があるため足下の景気動向を判断する指標の1つとなります。

令和6年6月分 生産は2か月ぶりの低下、出荷は3か月ぶりの低下

1  概要

令和6年6月の埼玉県鉱工業指数について、生産は化学工業、生産用機械工業などの低下により2か月ぶりの低下となりました。
出荷は生産用機械工業、化学工業などの低下により3か月ぶりの低下となりました。
在庫は3か月ぶりの上昇、在庫率は2か月ぶりの低下となっています。

埼玉県鉱工業指数（令和6年6月分）           (2020年=100)

	指数	前月比（％）	前年同月比（％）
生産	97.2	-12.4	-10.0
出荷	99.2	-8.2	-8.0
在庫	97.3	0.8	-5.4
在庫率	250.7	-27.5	109.8

 

 2  寄与した主な業種・品目別動向（生産・出荷23業種）

＜ 生産 ＞   

		主な業種	前月比（％）	主な品目
上昇	4業種	輸送機械工業	20.6	航空機用部品
		食料品工業	0.8	アイスクリーム
低下	19業種	化学工業	-41.9	医薬品
		生産用機械工業	-65.0	半導体製造装置

＜ 出荷 ＞ 

		主な業種	前月比（％）	主な品目
上昇	5業種	食料品工業	3.3	アイスクリーム
		繊維工業	33.9	織物製繊維製品（外衣）
低下	18業種	生産用機械工業	-60.1	半導体製造装置
		化学工業	-9.1	医薬品

 

令和6年第2四半期分 生産は3期連続の低下、出荷は4期連続の低下

1  概要

令和6年第2四半期（令和6年4月～6月期）の生産指数は化学工業、プラスチック製品工業などの低下により3期連続の低下となりました。
出荷指数は化学工業、輸送機械工業などの低下により4期連続の低下となりました。
在庫指数は2期ぶりの低下、在庫率指数は2期ぶりの上昇となっています。

埼玉県鉱工業指数（令和6年第2四半期分）  (2020年=100)

	指数	前月比（％）	前年同月比（％）
生産	101.7	-1.5	-5.0
出荷	102.9	-0.1	-4.1
在庫	97.3	-2.3	-5.4
在庫率	242.0	101.5	110.8

 

 2  寄与した主な業種・品目別動向（生産・出荷23業種）

＜ 生産 ＞   

		主な業種	前月比（％）	主な品目
上昇	16業種	業務用機械工業	23.3	医療用機械器具
		輸送機械工業	2.7	懸架制動装置部品
低下	7業種	化学工業	-10.6	医薬品
		プラスチック製品工業	-2.5	プラスチック製容器

＜ 出荷 ＞ 

		主な業種	前月比（％）	主な品目
上昇	16業種	業務用機械工業	20.3	精密測定機
		情報通信機械工業	14.1	金銭登録機（端末機能付）
低下	7業種	化学工業	-7.7	医薬品
		輸送機械工業	-2.8	乗用車

 

この統計に関するホームページアドレス

『彩の国統計情報館』埼玉県鉱工業指数のページ

報道発表資料（ダウンロードファイル）

• 埼玉県鉱工業指数（令和6年6月分、第2四半期分）（PDF：415KB）

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