埼玉県鉱工業指数（令和4年11月分）～ 生産は3か月ぶりの「上昇」、出荷は2か月ぶりの「低下」～

鉱工業指数は景気や経済の動きを把握することを目的としており、製造業の事業所における活動状況を表すものです。
景気の動きに敏感で、速報性があるため足下の景気動向を判断する指標の1つとなります。

1  概要

令和4年11月の生産指数は、化学工業、輸送機械工業などの上昇により3か月ぶりの上昇となりました。
出荷指数は、化学工業、生産用機械工業などの低下により2か月ぶりの低下となりました。
在庫指数は2か月ぶりの上昇、在庫率指数は3か月ぶりの低下となっています。

埼玉県鉱工業指数（令和4年11月分）             (平成27年=100)

	指数	前月比（％）	前年同月比（％）
生産	83.7	5.2	-2.4
出荷	82.0	-7.2	-1.8
在庫	84.3	2.1	-3.7
在庫率	106.2	-11.6	-4.8

 

 

 2  業種・品目別動向（生産・出荷23業種）

＜ 生産 ＞ 上昇・12業種、低下・11業種

医薬品などを含む化学工業、自動車エンジンなどを含む輸送機械工業など12業種で上昇しました。
一方で、フラットパネル・ディスプレイ製造装置などを含む生産用機械工業、空気圧機器などを含む汎用機械工業などの業種で低下しました。

＜ 出荷 ＞ 上昇・6業種、低下・17業種

医薬品などを含む化学工業、フラットパネル・ディスプレイ製造装置などを含む生産用機械工業など17業種で低下しました。
一方で、乗用車などを含む輸送機械工業、チョコレートなどを含む食料品工業などの業種で上昇しました。

この統計に関するホームページアドレス

『彩の国統計情報館』埼玉県鉱工業指数のページ

 

報道発表資料（ダウンロードファイル）

• 埼玉県鉱工業指数（令和4年11月分）（PDF：249KB）（別ウィンドウで開きます）

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