令和3年経済センサス - 活動調査（埼玉県分）速報結果

令和3年6月1日現在で行われた「令和3年経済センサス-活動調査」について、総務省統計局が公表した速報結果に基づき、埼玉県の概要を取りまとめました。

経済センサスは、個人経営の農林漁業等を除く全国全ての事業所・企業を対象にした経済活動状況調査で、経済の国勢調査ともいわれています。

活動調査は平成28年以来5年ぶりに実施しました。

令和3年6月1日現在の県内企業等の数は16万262企業で全国第5位でした。

令和2年の県内企業等の売上高は37兆9,263億円で全国第7位、純付加価値額は8兆4,856億円で全国第6位でした。

県内企業等の産業（大分類）別の割合をみると、企業等数、売上高、純付加価値額のいずれも「卸売業、小売業」が最多でした。

上位3産業分類をみると、

企業等数は「卸売業、小売業」18.2％、「建設業」14.2％、「製造業」11.7％、

売上高は「卸売業、小売業」31.7％、「製造業」21.3％、「医療、福祉」11.3％、

純付加価値額は「卸売業、小売業」21.0％、「製造業」20.9％、「医療、福祉」13.9％でした。

令和3年6月1日現在の県内の民営事業所の数は26万3,140事業所、従業者数は257万4,456人で、ともに全国第5位でした。

県内事業所の産業（大分類）別の割合をみると、事業所数、従業者数ともに「卸売業、小売業」が最多でした。

上位3産業分類をみると、

事業所数は「卸売業、小売業」22.2％、「建設業」11.3％、「製造業」10.4％、

従業者数は「卸売業、小売業」20.3％、「製造業」17.7％、「医療、福祉」15.1％でした。

調査対象の事業所（企業等）は、前回の平成28年活動調査では活用されていなかった「国税庁法人番号公表サイト」情報から、過去の調査では捉えていない

このため、従来の調査よりも幅広に事業所を捉えており、単純に比較ができないことから、「調査結果の概要」及び「統計表」の前回結果については「参考」