埼玉県鉱工業指数について（令和4年4月分）― 生産は3か月連続の「上昇」、出荷は3か月ぶりの「低下」―

鉱工業指数は景気や経済の動きを把握することを目的としており、製造業の事業所における活動状況を表すものです。
景気の動きに敏感で、速報性があるため足下の景気動向を判断する指標の1つとなります。

1  概要

令和4年4月の生産指数は、化学工業、汎用機械工業などの上昇により3か月連続の上昇となりました。
出荷指数は、輸送機械工業、業務用機械工業などの低下により3か月ぶりの低下となりました。
在庫指数は2か月ぶりの上昇、在庫率指数は5か月ぶりの上昇となっています。

埼玉県鉱工業指数（令和4年4月分）             (平成27年=100)

	指数	前月比（％）	前年同月比（％）
生産	88.8	1.7	-2.7
出荷	84.9	-1.3	-4.8
在庫	84.5	0.1	2.1
在庫率	104.8	10.7	6.3

※今回、令和3年分の年間補正を行なったことから、令和3年1月分から令和4年3月分までの指数を再計算しています。

 

 2  業種・品目別動向（生産・出荷23業種）

＜ 生産 ＞ 上昇・12業種、低下・10業種、横ばい1業種

医薬品などを含む化学工業、空気圧機器などを含む汎用機械工業など12業種で上昇しました。
一方で、自動車エンジンなどを含む輸送機械工業、フラットパネル・ディスプレイ製造装置などを含む生産用機械工業などの業種で低下しました。

＜ 出荷 ＞ 上昇・12業種、低下・11業種

乗用車などを含む輸送機械工業、医療用機械器具などを含む業務用機械工業など11業種で低下しました。
一方で、半導体製造装置などを含む生産用機械工業、空気圧機器などを含む汎用機械工業などの業種で上昇しました。

この統計に関するホームページアドレス

『彩の国統計情報館』埼玉県鉱工業指数のページ

 

報道発表資料（ダウンロードファイル）

• 埼玉県鉱工業指数について（令和4年4月分）（PDF：260KB）（別ウィンドウで開きます）

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