埼玉県鉱工業指数について（令和3年6月分、令和3年第2四半期分）

 令和3年6月分 生産、出荷ともに2か月ぶりの上昇

1  概要

令和3年6月の生産指数は、輸送機械工業、化学工業などの上昇により2か月ぶりの上昇となりました。
出荷指数は、輸送機械工業、非鉄金属工業などの上昇により2か月ぶりの上昇となりました。
在庫指数は3か月ぶりの上昇、在庫率指数は2か月ぶりの低下となっています。

埼玉県鉱工業指数（令和3年6月分）             (平成27年=100)

	指数	前月比（％）	前年同月比（％）
生産	89.8	6.4	12.7
出荷	87.3	4.6	10.3
在庫	82.8	0.4	-5.1
在庫率	96.0	-16.7	-11.0

 

 2  業種・品目別動向（生産・出荷23業種、在庫20業種）

＜ 生産 ＞ 上昇・16業種、低下・6業種、横ばい・1業種

自動車エンジンなどを含む輸送機械工業、医薬品などを含む化学工業など16業種で上昇しました。

一方で、パチンコなどを含む業務用機械工業、セメントなどを含む窯業・土石製品工業などの業種で低下しました。

＜ 出荷 ＞ 上昇・12業種、低下・11業種

自動車エンジンなどを含む輸送機械工業、伸銅製品などを含む非鉄金属工業など12業種で上昇しました。

一方で、パチンコなどを含む業務用機械工業、セメントなどを含む窯業・土石製品工業などの業種で低下しました。

＜ 在庫 ＞ 上昇・12業種、低下・8業種

クッキングヒーターなどを含む電気機械工業、混成集積回路などを含む電子部品・デバイス工業など12業種で上昇しました。

一方で、段ボール原紙などを含むパルプ・紙・紙加工品工業、遠心力鉄筋コンクリートパイルなどを含む窯業・土石製品工業などの業種で低下しました。

令和3年第2四半期 生産は4期ぶりの低下、出荷は3期連続の上昇

1  概要

令和3年第2四半期（令和3年4月～令和3年6月期）の生産指数は、生産用機械工業、食料品工業などの低下により4期ぶりの低下となりました。
出荷指数は、汎用機械工業、非鉄金属工業などの上昇により3期連続の上昇となりました。
在庫指数は5期連続の低下、在庫率指数は2期ぶりの低下となっています。

埼玉県鉱工業指数（令和3年第2四半期分）       (平成27年=100)

	指数	前期比（％）	前年同期比（％）
生産	88.9	-0.7	10.8
出荷	86.9	0.8	7.9
在庫	82.8	-2.4	-5.1
在庫率	102.6	-3.6	-10.3

 

 2  業種・品目別動向（生産・出荷23業種、在庫20業種）

＜ 生産 ＞ 上昇・13業種、低下・10業種

フラットパネル・ディスプレイ製造装置などを含む生産用機械工業、炭酸飲料などを含む食料品工業など10業種で低下しました。

一方で、カーオーディオなどを含む情報通信機械工業、空気圧機器などを含む汎用機械工業などの業種で上昇しました。

＜ 出荷 ＞ 上昇・15業種、低下・8業種

空気圧機器などを含む汎用機械工業、伸銅製品などを含む非鉄金属工業など15業種で上昇しました。

一方で、フラットパネル・ディスプレイ製造装置などを含む生産用機械工業、炭酸飲料などを含む食料品工業などの業種で低下しました。

＜ 在庫 ＞ 上昇・9業種、低下・10業種、横ばい・1業種

トランジスタなどを含む電子部品・デバイス工業、アルミエクステリアなどを含む金属製品工業など10業種で低下しました。

一方で、鉛蓄電池などを含む電気機械工業、段ボール原紙などを含むパルプ・紙・紙加工品工業などの業種で上昇しました。

この統計に関するホームページアドレス

『彩の国統計情報館』埼玉県鉱工業指数のページ

https://www.pref.saitama.lg.jp/a0206/a099/index.html

報道発表資料（ダウンロードファイル）

• 埼玉県鉱工業指数について（令和3年6月分、令和3年第2四半期分）（PDF：161KB）（別ウィンドウで開きます）

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