埼玉県の賃金・労働時間及び雇用の動き（毎月勤労統計調査結果令和３年２月分）

2月の現金給与総額は、246,233円(前年同月比0.9％減)となり、4か月連続のマイナスとなった。総実労働時間は、127.5時間(前年同月比2.7％減)となり、4か月連続マイナス

となった。常用労働者数は、2,135,364人(前年同月比1.1％減)となり、4か月ぶりマイナスとなった。

また、令和2年年末賞与の1人平均支給額は、令和元年年末賞与に比べ、11.9％減の307,684円となった。

1 賃金

現金給与総額は、246,233円(前年同月比0.9％減)となり4か月連続のマイナスとなりました。物価変動の影響を除いた実質賃金は、前年同月比0.1％減となりました。

現金給与総額の前年同月比を主な産業についてみると、製造業1.6％減、卸売業・小売業1.7％増、医療・福祉5.2％増となりました。

なお、就業形態別の現金給与総額は、一般労働者は340,847円、パートタイム労働者は99,119円でした。

	金額	指数の前年同月比	備考
現金給与総額 定期給与     所定内給与     所定外給与	246,233 円 242,874 円 227,707 円 15,167 円	-0.9％ -0.6％ 0.5％  -13.7％	4か月連続マイナス  2か月連続マイナス 2か月ぶりプラス 12か月連続マイナス

※2月の消費者物価指数（さいたま市 持家の帰属家賃を除く総合）は、100.9で前年同月比-0.8%

2 労働時間

総実労働時間は、127.5 時間(前年同月比2.7％減)となり4か月連続マイナスとなりました。

前年同月比を主な産業についてみると、製造業3.8％減、卸売業・小売業0.2％増、医療・福祉3.2％増となりました。

なお、就業形態別の総実労働時間は、一般労働者は159.7時間、パートタイム労働者は77.7時間でした。

	時間	指数の前年同月比	備考
総実労働時間 所定外労働時間	127.5 時間   9.3 時間	-2.7％ -8.0％	4か月連続マイナス    13か月連続マイナス

3 雇用

常用労働者数は、2,135,364人(前年同月比1.1％減)となり4か月ぶりマイナスとなりました。

主な産業について前年同月比をみると、製造業0.3％増、卸売業・小売業0.8％減、医療・福祉0.9％減となりました。

なお、一般労働者は1,304,231人、パートタイム労働者は831,133人で、パートタイム労働者の比率は38.9％(前年同月差0.0ポイント)でした。

	人数	指数の前年同月比	備考
常用労働者数	2,135,364人	-1.1％	4か月ぶりマイナス

 

※毎月勤労統計調査（令和3年2月分）の埼玉県の調査結果（確報値）です。

※調査結果の数値は特に記載がある場合を除き、事業所規模5人以上、調査産業計の数値です。

※指数は基準時（平成27年平均）を100とした数値です。

※前年比は指数等により算出した前年からの増減率のため、実数から算出した増減率とは一致しない場合があります。

※今回の調査対象事業所数は1,358事業所、回答事業所数は1,007事業所、回収率は74.2％です。

4 年末賞与

令和2年11月から令和3年1月の3か月間に支給された年末賞与（事業所規模30人以上）は、賞与を支給した事業所の1人平均支給額が307,684円（前年比11.9％減）となりま

した。所定内給与に対する割合は0.99か月分で、前年を0.08か月分下回りました。

なお、全事業所における賞与を支給した事業所の割合は91.0％となり、前年を1.5ポイント上回りました。

主な産業の平均支給額の前年比は、製造業4.6％減、卸売業・小売業17.7％減、医療・福祉1.6％減となりました。

	埼玉県
	金額	実数の前年比
支給労働者1人平均支給額	307,684円	-11.9％

※「支給労働者1人平均支給額」とは、賞与を支給した事業所の全常用労働者（当該事業所で賞与の支給を受けていない労働者も含む）についての1人平均賞与支給額です。

 

この統計に関するホームページアドレス

『彩の国統計情報館』毎月勤労統計調査（月報、年報）のページ

https://www.pref.saitama.lg.jp/a0206/a031/index.html

 

報道発表資料（ダウンロードファイル）

• 埼玉県の賃金・労働時間及び雇用の動き（毎月勤労統計調査結果令和3年2月分）（PDF：175KB）

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