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掲載日:2023年11月9日
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埼玉移住プロジェクト
埼玉への移住を応援する取り組みが始まっています
「埼玉県の魅力ってなに?」と聞かれたときに、あなたなら何と答えますか? “ベッドタウン、海なし県、クレヨンしんちゃん、ダさいたま” なんて言われたり、埼玉には何もないと思っている人も多いかもしれません。でも、それは知られていないだけ。
埼玉県は、目の前に広がる田園風景とその先に見える山々の景色、雑木林や畑など身近な自然が暮らしのそばにあり、荒川を代表する川や水に恵まれながら産業や伝統的な歴史・文化を築いてきた土地。今でも県内のあちらこちらで、古くから続いてきた産業や伝統技術が多く残り、新たな移住者や若者がその文化を紡いでイノベーションを起こしています。
改めて、埼玉県内を見渡してみると、埼玉には何もないのではなく、海以外はなんでもある、そんな場所にも思えます。都会すぎず田舎すぎない立地だからこそ、絶妙なバランスでいいとこ取りができ、暮らしを楽しめる、それが埼玉で暮らす本当の魅力なのかもしれません。
埼玉県で暮らす魅力を知っていただくため、令和3年度、令和4年度は移住者交流会を開催しました。
令和3年度は、自然・アウトドア、子育てや教育、地域コミュニティづくりの3つのテーマと、比企地域、秩父地域という2つの地域、合計5つのカテゴリで交流会を実施しました。各交流会の様子は下記からご覧いただけます。
埼玉県では平成30年から移住促進に取り組んでいますが、いつも感じることが、埼玉の魅力は “現地で活動している人々の存在” だということです。
歴史文化を活かした活動をしている人、お店や拠点をつくって人と人の交流を生み出している人、まちや人々の魅力を伝えるマルシェやイベントを企画する人など、63市町村それぞれに面白い活動をしている人に出会えます。
(令和元年2月に池袋西口公園で開催した「埼玉いっぴんいち」では、埼玉で活躍する24組の出店者が自慢の逸品を持ち寄ってまちや暮らしをPRしました)
しかも、埼玉の人たちが口を揃えて言うことは、誰かのためではなく、自分が楽しいから活動しているということ。自らが暮らしを楽しむために活動し、それが結果的にまちを盛り上げることに繋がっているのです。
「これって実はすごいことなんじゃないか!?」
そう思いながら、これまで埼玉の人たちの暮らしや日常を紹介することで、埼玉の魅力を伝えてきました。
埼玉で出会いたい人、暮らしたい場所を知ってほしい
令和2年の夏からは、そんな埼玉県で活動する人々を通して、埼玉で暮らす魅力や面白さを県外に伝えていけたらと、県内で活躍する方々と一緒に取り組む埼玉県の移住プロモーションがはじまりました。それが「埼玉ものがたり」です。
埼玉県が運営しているSNS『saitama story』を活用して、普段は地元を中心に活動している県内のメンバー同士が、他の地域に足を運んだり、意見交換をしながら交流することで、埼玉県内全体で人と人が繋がり、さらには県外の埼玉に親しみを持ってくれている沢山の人も巻き込んでいけたらと思っています。
(令和元年に続き、令和3年にvol.2を発行した、埼玉の暮らしや人々の魅力を伝えるフリーペーパー「saitama story」)
そんな埼玉で活躍する人たちが埼玉移住の応援団として、気軽に訪ねたり、移住の相談に乗ってもらえたりできるような県内ネットワークを築くことで、埼玉に移住したい人や関わりたい人の新たなきっかけにしてもらいたいと思っています。
「住むなら埼玉!」実現に向けて
埼玉移住サポーターを活用した移住促進事業のキックオフとして、令和3年8月に開催されたオンラインミーティング。
ときがわ町へ移住したご夫婦や地域おこし協力隊として活動する人、空き家をリノベーションして場づくりを行う人、行政マンとして町の魅力をPRする人など、埼玉県内で活動する移住者やキーパーソンが30名ほど集まり、改めて “埼玉の魅力” についてグループごとに話し合っていただきました。
ここでは、皆さんからいただいた意見を抜粋してご紹介します。
どのグループでも話題になったのが、埼玉県は余白や関わりしろが多くあって、やりたいことを気軽に試せるフィールドであるということでした。
これには色々な要素が含まれてますが、一番には東京から近く何度も行き来できる場所であること。そして、東京という経済圏が身近にありながら家賃が安く、初期投資が少なく起業や開業などの新しいことが気軽に始められる環境であること。さらには、新鮮で美味しい野菜や食材が近所で手に入るという生活面でのメリットがあること。などなど、魅力的な環境が広がっています。
また、埼玉県は田舎すぎず都会すぎないという環境もあってか、どちらかというと移住というより引越し感覚に近く、ヨソ者も地域コミュニティに溶け込みやすく、地域の人との距離もほどよいという意見も多くあがりました。
気負わずに地域に関わったり新たなことを始められる場所だからこそ、自分自身がやりたいこと、楽しいと思えることを突き詰めている人が多いのかもしれません。
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