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掲載日:2023年11月21日
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訪問日
令和元年11月26日(火曜日)
訪問地域
南部地域(戸田市)
訪問先
ICT環境の効果的利活用や産官学民との連携を進め、教育改革に取り組んでいる小学校です。
タブレット型パソコンを活用し、プログラミング教育、英語教育、経済教育及びリーディングスキルなどのカリキュラムを実施しています。
また、実施に当たり、産官学民連携により企業や研究機関等が持つノウハウや資機材を効果的に活用しています。
知事は、学校での取組について説明を受け、ICTを活用した授業を視察した後、市教育長や校長及び教諭の方と意見交換を行いました。
ICTを活用した授業について説明を受ける
様々なデバイスを授業に活用していて大変興味深かったのですが、何より印象に残ったのは子供たちが笑顔で取り組んでいることでした。
全ての人を笑顔にすることを学校の目標として取り組んでいます。子供たちの笑顔を褒めていただいて本当にうれしいです。
せっかく良い取組をしていても、校長先生や担当していた先生が異動すると取組そのものが終わってしまうこともあると聞きます。
戸田第二小学校ではどのように対応していますか。
教育委員会や校長が言うからやる、という姿勢では駄目だと思います。教育委員会も含め、全ての教員が同じ目的意識を持って取り組むことが必要です。
一人一人の教員が自分たちで考え、判断し、決定できるような組織づくりをしています。
子供たちの笑顔のために何が必要か、それぞれの教員が自分たちで考えることが大事だと思います。
大正9年の創業以来、撹拌(かくはん)技術の研究・開発に取り組み、国内唯一の撹拌のみに特化した研究施設を保有する企業です。
食品、医薬品、化学工業等、数多くの企業で同社の撹拌機が活用されています。
令和元年に他社と共同開発した「低動力型消化槽撹拌装置」が第45回優秀環境装置表彰(日本産業機械工業会主催・経済産業省後援)を受賞しました。
また、近年はヒトiPS細胞を用いた血液製剤製造に向け京都大学発のベンチャー企業との共同開発に参画するなど、新たな産業にも積極的にチャレンジしています。
知事は、会社の概要について説明を受け、研究施設や工場を視察した後、社長や社員の方と意見交換を行いました。
同社の技術について説明を受ける
県の上下水道施設は老朽化が進んでいて、将来更新する際は省エネルギーの視点が必要だと考えています。
新開発された低動力型の消化槽撹拌装置はどのくらいエネルギー効率が良くなっているのでしょうか。
モーター容量をワンランク程度下げることができます。動力の削減割合で言えば2割くらいです。
すごいですね。
下水処理施設が使用する電力量は、全国の消費電力量の0.7~0.8パーセントを占めると言われています。
下水処理の分野で省エネルギー化を進める意義は大きいと考えます。
そのとおりですね。これからもすばらしい技術を生み出されることを期待しています。
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