ページ番号:277623
掲載日:2026年1月14日
ここから本文です。
知事
まずは「シーズン到来! 日本一おいしい埼玉いちご」についてであります。埼玉県は3年連続で「最もおいしいいちごを生産している県」として、「プレミアムいちご県」に全国で唯一認定されております。近年、県オリジナルいちご品種の「あまりん」など、埼玉のいちごのおいしさが高く評価され、脚光を浴びておりますが、本日はこの「日本一おいしい埼玉いちご」について御報告させていただきたいと思っています。
日本野菜ソムリエ協会が主催する「全国いちご選手権」、そして「クリスマスいちご選手権」では、過去開催された両選手権の全ての回において、県オリジナル品種「あまりん」若しくは「べにたま」が最高金賞を受賞し、なんと6連覇を成し遂げています。これらの選手権は、フルーツのプロである野菜ソムリエの皆さんが、商品名、産地、生産者等の情報が一切伏せられている中で、そのおいしさを審査するブラインド審査で行われたものであります。昨年12月3日に行われた「第3回クリスマスいちご選手権」におきましては、「久米原農園 八代目 久米原 美幸(くめはら よしゆき)」さんが出品した「べにたま ~X(くれない)~」が、一昨年に続き最高金賞を受賞し、2連覇を達成いたしました。このほか、金賞3品そして銀賞1品、銅賞1品と埼玉県の生産者が受賞し、最高金賞と金賞は全て埼玉県の生産者が独占するという快挙でありました。正に、埼玉のいちごが「日本一おいしい」という証明を今年も成し遂げてくれました。県内のいちご生産者の皆さんの高い技術と努力の成果が評価されたものと敬意を表したいと思っています。
改めて県オリジナル品種を紹介させていただきたいと思います。まず「あまりん」でありますけれども、「甘さ推し!」のいちごであり、際立つ甘さと深みのある味わいが特徴であります。「かおりん」は「香り推し!」のいちごで、甘みと酸味が共に強く、コクが深く、香りが豊かな味わいが特徴であります。そして「べにたま」ですが、「バランス推し!」のいちごであり、糖度が高くさわやかな酸味もあります。それぞれとてもおいしいので、是非皆さん1つずつ味わっていただいて、どのいちごが一番の推しかみていただきたいと思います。この埼玉県におけるいちごの生産状況ですが、令和6年の産出額は52億円、栽培面積では95ヘクタールとなっています。県オリジナル品種の栽培面積は各品種とも着実に増えてきており、今シーズンの3品種の合計の面積は、昨シーズンより10.9ヘクタール増加し、41.3ヘクタールとなっています。また、県オリジナル品種は非常に高い評価を頂いていますが、今後もこの評価を維持・向上させることが重要であるため、県下全域で食味(しょくみ)向上運動に取り組んでいます。食味向上運動では、食味会の開催あるいは糖度の測定に加え、今シーズンから「あまりん」において、測定した糖度が11度以上であった場合に「基準糖度確認証」を生産者に交付する制度を開始しました。この確認証を交付した生産者のうち、同意を頂いた生産者については県のホームページでも紹介しています。これらの取組を通じ、県オリジナル品種の食味の維持・向上、とてもおいしい「あまりん」「かおりん」「べにたま」はずっとおいしい、こんな状況にしていきたいと思っています。
県では、県内外の皆様に埼玉いちごの魅力を発信するため、「日本一おいしい埼玉いちごの旬が来た。埼玉いちご巡り」と題して、今年も様々な取組を実施します。具体的には、東京都内・埼玉県内の店舗において、スイーツとして埼玉いちごの多彩な魅力を楽しむことができる「埼玉いちごスイーツフェア」、そして県内各地のいちご生産者が出店し、オリジナル品種が勢ぞろいする埼玉いちごの祭典「埼玉いちご祭」を開催します。
まずは「埼玉いちごスイーツフェア」であります。そのままでも十分おいしい埼玉いちごでありますが、パティシエの皆さんの手によりまた違った味わいを楽しむことができます。「埼玉いちごスイーツフェア」では、東京都内・埼玉県内の有名百貨店やホテル、洋菓子店などとコラボし、各店舗が趣向を凝らしたいちごスイーツを御提供いただきます。都内では、例えば伊勢丹新宿店であったり、あるいは資生堂パーラー銀座本店サロン・ド・カフェ、コロンバン、さらには口コミサイトでも高い評価を頂いている洋菓子店などに御参加いただく予定であります。県内では伊勢丹浦和店、ロイヤルパインズホテル浦和のほか、県内外のファンも多いアカシエ、阿左美冷蔵(あさみれいぞう)、パティスリーアプラノス、おふろcafé utatane(うたたね)といった人気店などに御参加いただきます。また、特別企画として、東京都の表参道に立地しインバウンドの来店も多い、カフェギャラリー松葉屋茶寮(まつばや さりょう)ともコラボレーションし、「完熟あまりん」の販売や特製スイーツの提供なども実施いただく予定であります。フェアの開催期間や商品の提供時期などは特設サイトで情報をまとめております。特設サイトではオリジナル品種の魅力を深掘りした記事や、いちごスイーツを巡りながら県内の観光も楽しんでいただけるモデルコースを御紹介する記事も順次掲載していく予定のため、お出掛けの際には是非御覧いただきたいと思います。
続いて埼玉いちごの祭典「埼玉いちご祭」についてであります。県内外の皆様に埼玉いちごの魅力を存分に味わっていただくため、令和5年度から「埼玉いちご祭」を開催しており、昨年は約3万9,000人の方に御来場いただきました。今年は埼玉スタジアム2〇〇2の南広場をメイン会場に、最寄りの浦和美園駅から埼玉スタジアムまで続く歩行者専用道路も併せて、2月下旬の3連休、2月21日並びに22日の2日間にわたりイベントを開催します。県内各地のいちご生産者や事業者の皆様に御出店いただき、「あまりん」などの埼玉いちごやいちごを使ったスイーツの販売、さらには埼玉産の食材を使ったキッチンカーグルメも御用意いたします。なお、「あまりん」を出品する生産者につきましては、先ほど御紹介させていただいた「あまりん基準糖度確認証」の交付を受けている事業者のみが出店いたします。加えて、県内にはいちごの産地が多数存在していることから、関係市・町の行政にもPRブースを御出展いただき、地域のいちご情報のほか、観光情報などを発信いただく予定であります。スペシャルゲストとしては、21日には埼玉県出身のタレントで、先般開催した第75回全国植樹祭でもナビゲーターをお務めいただいた朝日奈央(あさひ なお)さんに、翌22日にはこちらも埼玉県出身のタレントで埼玉応援団である島崎遥香(しまざき はるか)さんにお越しいただく予定であります。21日の開催セレモニーでは朝日さんに御登壇いただき、私と朝日さんが埼玉いちごの魅力を語り合うトークショーも実施するため、楽しみにしていただきたいと思います。また、冒頭御紹介したとおり、昨年12月に開催された「第3回クリスマスいちご選手権」において、埼玉県の生産者の皆さんが最高金賞ほか大変優秀な成績を収められました。この結果は、生産者の高い技術と努力のたまものであり、埼玉県のいちごのおいしさを全国に広く知らしめ、埼玉農業の振興や活性化に大きく貢献するものであることから、銅賞以上の受賞者の皆さんに対し「埼玉農業大賞 特別賞」を贈呈することといたしました。埼玉いちご祭会場でこの表彰式を行いますので、記者の皆さんにも是非取材にお越しいただきたいと思います。
さて、会場であります埼玉スタジアム2〇〇2は埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線の終点駅である、浦和美園駅が最寄り駅となっています。埼玉高速鉄道は3月28日に開業25周年を迎えますが、今回の「埼玉いちご祭」の会場としても御協力いただいており、また沿線にはいちご狩りが楽しめるスポットが点在しています。そこで、埼玉のいちごをより盛り上げていただくため、開業25周年を記念したラッピング列車「Thanks 25 Train(さんくす にじゅうご とれいん)」と連携して、1月26日から2月22日にかけて埼玉いちごが車両ジャックする企画を行います。埼玉高速鉄道が所有する車両の中吊り広告などで、「あまりん」「かおりん」「べにたま」などを紹介するポスターなどを掲出し、車両内を「埼玉いちご尽くし」、そして外はThanks 25 Trainとなります。埼玉高速鉄道は東京メトロ、東急線との相互直通運転を行っていますので、都内のみならず横浜方面の方々にも、いちごを求めて埼玉にお越しいただくことが期待されています。「埼玉いちご祭」では、浦和美園駅から埼玉スタジアムまでの歩行者専用道路にも様々なキッチンカーに出店いただく予定であり、「埼玉いちご祭」にお越しの際には是非埼玉高速鉄道を利用の上、浦和美園駅からの道のりも一緒に楽しんでください。
続いて「埼玉いちごトップセールス!」でありますが、本日、都内・県内で実施する様々な取組について御報告いたしましたが、埼玉県が誇る日本一おいしいいちごを強力にPRすべく、私自らが先頭に立ち、県内外にその魅力を発信します。2月第3週から4週にかけ、様々なイベント等を予定していますが、既に御紹介したものに加え、2月18日には伊勢丹新宿店で、28日には伊勢丹浦和店で試食用の「べにたま」をお客様にお配りさせていただくなど、トップセールスを実施する予定であります。なお、県主催の取組に限らず、県内各地において埼玉いちごのPRイベントが開催される予定であります。イベント情報につきましては、埼玉農産物ポータルサイト「SAITAMA わっしょい!」あるいは県の公式インスタグラムで発信するため、こちらも是非チェックしてください。
次に「いちご狩りに出掛けよう!」です。本県には秩父地域をはじめ、県内各地に109軒の観光いちご農園が開設されており、県オリジナル品種をはじめ、様々な品種を栽培して食べ比べができる農園やいちご狩りと一緒にお土産などの買物や併設されたカフェでくつろぐことができる農園もございます。県内の観光いちご農園は、県ホームページ内「グリーン・ツーリズム埼玉」で紹介しております。是非、冬のお出掛け先として日本一おいしいいちご県、埼玉県でのいちご狩りをお楽しみいただきたいと思います。
知事
そして最後に、さいたまスーパーアリーナの休館についてお知らせいたします。さいたまスーパーアリーナは2000年の開業から25年が経過し、計画的修繕を行います。着実に工事を進め、休館明けも多くの方に御利用いただきたいと思っています。休館期間ですが、令和8年1月13日、つまり今日から最大18か月としております。できる限り休館期間を短くするよう受注者と調整し、具体的な再開についてはお知らせをさせていただきたいと思います。
共同
まず発表事項について、(さいたま)スーパーアリーナの休館についてお伺いいたします。稼働率が高く、年間で数百万人の来場者が見込めるということで、飲食店や周辺の商業施設への影響もあるかと思います。アリーナ休館に伴う県内経済への影響について、知事のお考えをお伺いしたいです。
知事
まず今回、さいたまスーパーアリーナにつきましては、事業者を含め、県民あるいは御利用者の方々に対して御迷惑をやはりお掛けすることになろうかと思っております。改めて、この御迷惑につきましては、おわび申し上げたいというふうに思っています。しかしながら、この間につきましてはおっしゃるとおり、集客ができる施設でもあり、様々な形で影響が及ぶことは御指摘のとおりとは思いますけれども、ただその一方で、私たちといたしましては、より良い形で、地域の皆様、あるいはより多くの方々に御利用いただくことによって、持続的な形で地域の事業者の方々に対しての御要望、経済的な影響をより大きな形であったとしても、さらに、開館した後にはしっかりとホテルや鉄道飲食店、こういった方々に恩返しをさせていただけるようにしたいと思っています。他方で、アリーナの休館ではあるのですけれども、けやき広場周りのところでこれまで以上にイベントの開催を行うなど、さいたま新都心のにぎわい創出には、これまでとはまた違う企画も含めて取り組んでいくつもりでございます。いずれにいたしましても、休館期間がなるべく短くなるよう、工事を行うような事業者の皆様にはお願いし、調整してまいりたいと考えています。
日経
同じスーパーアリーナの件で、最長1年半の休館ということで、休館明けの期待感というのでしょうか、ネーミングライツの話も進んでいるかと思うのですけれども、そういった休館明けについての知事のコメントもいただければと思います。
知事
今回の休館につきましては、設備の老朽化に伴う計画的な修繕ではありますけれども、徐々にこういったアリーナに対するニーズというのは変わってきているというふうに考えています。私の方も、例えば海外でもWi-Fiの環境などがより要請されるような、そういったイベントも多くなっているというふうに聞いておりますので、施設としてより利用しやすいものにさせていただきたいというふうに考えています。また先ほどちょっと申し上げましたけれども、アリーナの来場者の方々の期待や地域の周りの方々の御期待に応えられるような形で再開させていただきたいと考えております。
共同
埼玉高速鉄道の延伸についてお伺いします。今年度中の事業実施要請を目標に掲げられていましたが、要請時期の見通しなど進捗を教えてください。
知事
御指摘の埼玉高速鉄道線につきましては、これまで延伸の実現に向けて、さいたま市の鉄道事業者への技術支援要請に基づき、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構、埼玉高速鉄道株式会社、市、そして県、この4者で計画の深度化、深くしていく深度ですね、深度化を図ってまいりました。鉄道・運輸機構の試算結果において、鉄道整備の指標とされるB/Cが1.0を超える見通しが立ったことから、さいたま市と共に都市鉄道等利便増進法に基づく鉄道事業者への事業実施要請を行うことを目指しているものであります。現在、B/C及び収支採算性の更なる精査を行うとともに、事業実施要請に必要な速達性向上事業に関する計画素案に記載する具体的内容などについて関係者との協議を実施しているところでございます。事業実施要請については、具体的日程はまだ決まっていませんけれども、御指摘のとおり、さいたま市が年度内に要請を行うとしておりますので、県としても最大限の支援を行いたいと考えています。なお、この事業の推進は先ほど申し上げた4者に加えて国に支援していただくことが不可欠であります。そこで実はこの後、清水さいたま市長と共に、金子国土交通大臣に対し、協力の要請を行う予定であります。
共同
高市総理が(1月)23日召集予定の通常国会冒頭で衆議院を解散する意向を固めたとの報道があります。新年度予算など、自治体への影響もあると思いますが、この時期での解散総選挙に関して知事の受け止めをお願いいたします。
知事
まずは御案内のとおり、1月23日召集予定の通常国会冒頭に衆議院を解散し、2月上中旬に投開票、日程は1月27日公示、2月8日投開票若しくは2月3日公示、15日投開票の案が浮上しているという報道がございました。まずは県といたしましては、準備が当然選挙になりますと事務的には必要となります。既に衆議院議員総選挙については、総務省より報道を踏まえた準備を行うよう事務連絡が接到しております。そこで報道以上の現時点では詳細な情報はありませんが、県選挙管理委員会では報道の情報の中で最速の日程となることも念頭に置き、各種スケジュールの確認や業者との調整を含め、準備を現在進めているところであります。また同時に、市町村の選挙管理委員会についても準備が必要になってまいりますので、県選挙管理委員会と連携し、仮に最速の日程(2月)8日投票ということになったとしても、滞りなく選挙が執行できるよう最大限の努力をしていただきたいというふうに考えております。また今回、私自身もまだ確実に決まったかどうか分かりませんけれども、我々県といたしましても、(昨年)12月16日に国が補正予算を組んで、翌々日の18日には通したことからも分かるように、物価高やエネルギー高騰、こういった影響というものは、県民の皆さんに私は極めて切実な形で受け止められているというふうに考えております。そのために急いだつもりであります。国におかれても、今後どういった日程になるのか全く分からないので、必ずしもそうではないのかもしれませんけれども、今後、選挙日程がどうあったとしても、国民あるいは県民の目先、一番目前で重要だと考えられている物価高対策等については、決して手を緩めることなく、また空白期間ができないように可能な限り努めていただきたいと考えています。
埼玉
ただいまの衆院選のお話もあったところ、少し関連して伺いたいのですけれども、2月にこのままの日程でいけば開催される可能性もあるということで、2月といえば自治体の方では予算関連の事務が非常に多くありまして、最も多忙な時期かと思うのですけれども、その時期での開催という点については、知事どのようにお考えでしょうか。
知事
自治体そのものの予算について、2月はちょうど議会が行われるところでございますので、粗々の予算組みはできて議会で審議をいただく、そういったタイミングになる、あるいはその直前といった時期になるのではないかと考えていますけれども、特段、自治体に特にこの段階で選挙が行われるからといって、まだ、先ほど申し上げたようにきちんと日程は確定されていないし、それに伴う施策もまだ発表されてないのでそこは置いておくとしても、一般論として申し上げると、自治体が、少なくとも県が執り行う予算作業について大きな負担になるようなことは、現時点では考えられないと思っています。ただ、先ほど申し上げましたとおり、通常の一般論としての予算編成とは別に物価高対策等、必要なこともあろうと思いますので、そこについては可能な手を国に対しても打っていっていただきたいと思っています。
時事
午前中に地元選出の衆議院議員の方たちが県庁の方に訪れて外国人政策をめぐって、外国人政策対応センターの整備に向けた、要望書を大野知事に提出されたかと思いますけれども、それを受けて大野知事どういったお話されたのかということと大野知事の所感をお伺いできればと思います。
知事
まず事実関係といたしまして、本日、新藤(義孝)代議士などがお越しになられて、外国人政策に関わる課題を、国、県、市の3つで連携して対応する外国人政策対応センターというものを整備したいと。そこで、県には御協力いただけないかとこういった要望書が提出されました。私たちといたしましても、まだこの具体について明らかになっていないところでありますので、この具体について、例えばこうできるとか、ああできるとかという話にはなっていないと思いますが、県としての外国人政策についての一般論を御説明させていただいた上で、そことの可能な連携というものは今後検討の課題ですね、というお話はいたしました。具体的なところだと、県では、例えば外国人総合相談センターというのがあって、13の言語で生活相談のほか、入管相談だとか労働相談などの専門相談の対応をしています。こういったところが既に我々あるわけですけれども、それと新しく提唱された外国人政策対応センターなるものとの具体的な連携のところまではまだ入れませんけれども、どういった形で連携をするのかについては、当然私たちの施策との間ですり合わせはしましょうね、という話まではいたしました。
テレ玉
まず総選挙になるかもしれないという報道の部分を受けての質問なのですけども、もしこの時期に選挙が開催されるとなった場合に新年度予算の成立に少し遅れが出てくるのではないかという、不安なところも出てくるかとは思うのですけれど、その辺りに関しては知事の受け止めというのはいかがでしょうか。
知事
予算については、私も一般論として申し上げれば、新年度が暫定予算になるか本予算がきちんと組めるかというのは常に、気にしなければならないところであります。他方で、先ほど私の方で申し上げさせていただいた意というのは、本予算になろうが暫定予算になろうが、とにかく今、県民・国民が最も喫緊に要求していると思われるのは物価高対策なので、ここについてはしっかりと配慮をしていただきたいというのを申し上げたつもりであります。なお、県については先ほど申し上げましたとおり、現時点では先般の補正予算、また2月に補正を組むかどうかは別としても、その後本予算とございますが、そこは円滑に現時点では組んでいきたいと思っておりますし、3月の末から4月、新年度に変わるときの様々な必要な予算についても、遅滞なく組むことができるよう、部局の中で今懸命に努力をして影響がないようにさせていただいておりますので、国においてもしかるべく工夫をしていただきたいと思っています。
テレ玉
もう1点が、いちごのことについてお伺いしたいのですけれども、民間事業者の去年の調査で、県の魅力度ランキングで埼玉が(最下位だった)、というお話があったときに観光とか食の部分が影響したというお話があったかと思うのですけれども、実際こうしたいちごの魅力であったりとかこういったものを観光につなげていくとそういった部分は解消されるのかなというふうにちょっと思う部分もあるのですけど、その辺りを観光施策につなげたりとかこの食の魅力を更にアピールしようというお考えは何かおありだったりするのでしょうか。
知事
以前も申し上げましたけれども、埼玉県は住みやすさという分野ではものすごく高い評価を受けているのですけれど、逆に観光、グルメという、来る場所としては残念ながら、私はそう思いませんけれども、統計では47位ということになってしまいました。このいちごにつきましては、埼玉県、本当に優秀ないちごがたくさん出てきていて、それを丁寧に生産者に作っていただいています。また物の本によると、日本人が一番好きな果物はいちごだそうです。そういった意味では、このいちごをしっかりとPRすると同時に、埼玉県といちごの名前をつなげていただきたいというふうに思っています。そこで、今日はこのようにいちごを持って来ていただいて、記者の皆さんには匂いだけなのかもしれませんけれども、すごく(食欲を)そそるような、また私も(いちご柄の)法被を着たり、ネクタイもいちごなのです。誰も触れていただけないので、ネクタイもいちごなのですけれども、そういった形でとにかく積極的にPRをさせていただくことによって、埼玉県は「おいしい」ということも是非知っていただきたいと思っています。
毎日
新年度予算についてなのですが、この時期、もし解散されるとして、やはり2月議会、予算編成に大きく影響すると思うのですが、例えば今、中学校3年生は受験の大事な時期ではありますけれど、私立高校への授業料無償化等どういうふうに影響し、県としてはどういうふうに2月議会をやろうとされているのか。もし解散した場合ですけれど。
知事
先ほど申し上げましたとおり、現時点ではまだ日程もそうですけれども、それに伴う施策について明らかになっていないので、これもあくまで一般論ですけれども、仮に影響をする場合には、暫定予算等が組まれることになるだろうというふうに思っています。県としては、現時点では、先ほど申し上げた物価高対策であったり、あるいはさっき申し上げた新年度に切り替わるタイミングで必要となる予算については、県としては着実にこれを積み上げる方向で部局に指示をさせていただいているところなので、例えば先ほどの中学校3年生、高校の入学、こういった方々等のそれぞれの個別の施策については、今後、国の日程や様々なものが明らかになった時点で、必要な要望なり調整なりを行うことになろうかと。ただ、これはあくまで一般論であります。
埼玉
先日成人の日がありまして、県内では新成人の数が初めて6万人(のちに訂正:7万人)を切ったということで、知事は超少子・高齢化社会の到来というのを歴史的課題の1つとして挙げていますけれども、それに対する知事の所感と、新成人に向けたメッセージあれば伺えればと思います。
知事
まず6万人弱(のちに訂正:7万人)を切ったということは大変厳しい状況だというふうに思っています。もちろん、県だけではありませんけれども、県としてもなるべく多くの若者が埼玉県内で生まれ、成人を迎え、そして長生きしていただく、こういう環境を整えることが、私たちにとっては1つの責務ではありますが、ただ現実的に考えた場合に、直ちにこの人口減少の流れが反転するという状況をすぐに望むのはなかなか難しいというふうに考えております。そこで埼玉県としては、今後10年、20年を見据えて、人口減少・超少子高齢社会、あるいは労働生産人口の減少、こういったことを踏まえた政策を打ってきているのが現状であります。これはもう皆さん、よく御存じのとおり埼玉版のスーパー・シティ構想であったり、あるいは労働生産性を上げることによって、生産年齢人口の減少をカバーするとか、いろいろな施策を実は埼玉県それを前提に打ってきています。もちろん人口が増えたほうがいいのですけれども、そうではなくても、持続的な発展を成し遂げるための様々な施策を打ってきておりますので、私たちとしては、この6万人(のちに訂正:7万人)を切ったということを真剣に考えながらも、これまでの施策に力を入れることが最も正しいのではないかというふうに考えています。そしてその上で、若い方々のメッセージですけれども、よく自分たちの負担が増えて高齢者を支えなければいけないとか、そういった社会にするべきではないと私は思っています。そのためには、先ほど申し上げたような、生産年齢人口が減少しても労働生産性が拡大できるような社会を作るとか、あるいはおかげさまで埼玉県は近隣の都県と往って来いでいうと、人口が流入と流出(の差)でずっとプラスになっていますし、企業からも、この10年間、日本で2番目に選ばれる県でありますので、数多くは流入していただいていますけれども、そういった方を含めて、埼玉県の産業社会、こういった構造を正常な形で維持できるよう努力し、魅力ある住みやすい県であるということをアピールしてまいりたいと思っています。(終)